
坂本 不惑(さかもと・ふわく)
妻や子供に言えない話をいろいろ書きます。
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ビットコインと米ドルは共存するのか? それとも競合するのか?
周知のように、2021年9月7日(現地時間)、中米エルサルバドルでビットコイン法が施行されました。 これによって、ビットコインは世界で初めて法定通貨となりました。 歴史的瞬間です!!! さて、これまた周知のように、同国ではビットコインだけが法定通貨として通用するのではなく、これまで同様に、米ドルも使うことができるそうです。 つまり、彼の地では、ビットコインと米ドルという、二つの通貨が同時に存在することになります。 これはどういう結果になるのでしょうか? 私はこれに興味津々なのです。 今回はその話です。 お付き合いいただければ幸いです。 二つの通貨の存在が、どうなっていくか。 私は二つのシナリオが考えられると思います。 まず一つ目のシナリオは、「共存」です。 別の分野で住み分けたり、あるいは、お互いを補完しあったりして、双方が存続していくという在り方です。 二つ目のシナリオは、「競合」です。 お互いに優位を競い合う中で、場合によっては、どちらかが完敗するかもしれません。 そうなると、法的には両者が認められいても、現実に通用するのはどちらか一方だということになるでしょう。 こうしたことを私が考えたのは、経済の本を読んでいて、「かつてイギリスでは、金貨と銀貨の両方が使用されていたが、それがうまくいかずに、その結果、金本位制になった」という説明を目にしたからです。 18世紀のイギリスでは、金銀複本位制でしたが、それで経済を安定させることができなかったために、19世紀になって金本位制に移行した、というのです。 「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉があります。 これは、「二種類の通貨が認められている場合、人は良質な貨幣(良貨)を保蔵しようとするとともに、質の悪い貨幣(悪貨)を処分しようとするので、悪貨のほうが決済手段として通用するようになる」ーーという現象をいうそうです。 二つの通貨に質の違いがある場合、通貨として両立できないということかもしれません。 以上をまとめると、私の興味は以下の二点になります。 ①エルサルバドルにおいて、米ドルとビットコインの二貨幣体制は可能なのか ②「悪化が良貨を駆逐する」ような事態となった場合、勝つのはどちらか

「衆議院の解散」を、小学校三年生でも分かるように言うとこうなる
先週、菅義偉総理大臣が辞任の意向を発表してから、政界がまた慌ただしくなってきました。 もともと、今の衆議院議員の任期が今年10月までなので、秋までには衆議院選挙があることは、年初から分かっていました。 そこで、「解散はいつか?」ということが、話題になっていました。 さて、この「衆議院の解散」ですが、これはいったい何なのでしょうか? これを、誰にでも分かるように言うとすれば、どう説明すればいいのでしょうか? あなたは、もし小学生にも分かるように説明するとすれば、どうしますか? 私なら、こう言います。 衆議院の解散とは何か? それは・・・「全員クビ!」ということです。 と。 そうなのです。 衆議院の解散とは、「衆議院の議員全員を、まだ任期が満了していないのに、失職させてしまうこと」・・・です。 つまり「全員クビ」なのです。 衆議院というのは、政治を進めるうえで必要不可欠な機関なので、衆議院の議員が全員失職したら、当然に、選挙で新しい議員を選ぶことになります。 よく衆議院解散の意義について「民意を問う」という言い方をします。つまりは、選挙によって、政権への是非、賛否を、国民に表明してもらうわけです。 え? 「全員クビ」って、クビにする方はいいけど、される方はいやじゃないのか・・・って? うむ。 衆議院が解散されて、選挙で新しい議員が選ばれると、そこでまず国会が召集されます。そのときに、それまでの内閣は総辞職することになっています。 解散権は内閣総理大臣にありますが、解散・総選挙を行うと、総理大臣もいったん辞任しなければならないのです。 だから、結局はみんな辞めるんだから、まったく公平なんですよね。 そして、その新しい衆議院で、首相指名選挙が行われて、新しい内閣が発足する運びとなります。 え? それでもやっぱり、クビにされるのはいやじゃないのか・・・って? だって、任期が残ってるのに、それを強制終了しちゃうんでしょ? うむ。 確かに、辞めさせられるのは嫌だし、仕事がなくなると暮らしに困るかもしれませんね。 だから現状では、お金を集められる人しか選挙に出られないんですよ。 選挙にはお金が

今のBTC相場を、昨年はどう予想していたか振り返る
こんにちは、サカモトです。 今回の話題は、「2021年のビットコイン価格がどうなるかを、2020年にはどう予想していたか?」ーーです。 この記事は、実は今年1月に公開しようと思っていたのですが、なんとなく先延ばしにしていました。 2021年ももう残すところ4カ月を切ってしまって、タイミングとしては微妙なのですが、これはこれで面白いかなと思って、公開してみます。 事前知識として、2020年の相場を簡単に振り返っておきましょう。 まず、3月に大暴落があり、1BTC=30万円台まで下がりました。 そこからまた急上昇し、史上最高値を更新するという、ジェットコースター相場でした。 下半期の急上昇を受けて、強気な見通しが多くなりましたが、今回はそれをいくつか引用しております。 では、いってみましょう! ▶︎ブルームバーグ「2021年に4万ドルは妥当」 米ブルームバーグ誌の2020年12月のレポートより。 ・・・今は5万ドルになっているので、この予測は意外にあっさりと実現しちゃいましたね。 さすがブルームバーグ? ▶︎N・グリーン「2021年に2倍になる(34,500ドル〜46,000ドル)」 <span style="font-family:

【協力依頼】私の記事のリンク集を作成してください【謝礼あり】
みなさんこんにちは! サカモトです。(^o^) 二か月ぶりに記事を書きます。ご無沙汰してすみません。 実は今回は、助けていただきたくて、これを書いています。 最後まで読んで頂ければ幸いです。(^-^) 昨年来、ビットコイン価格が大きく上昇しています。それを受けて、大手新聞社がどうそれを報じるか、私は何度か記事にしてきました。 お陰さまで、コメントや投げ銭をもらったりして、好評をいただいています。 今回、それらの目次のようなものを、記事として作成しようと考えました。 過去記事をリンクカードとして並べて、一覧にしようと思ったのです。 そうすることで、私にとっても整理しやすくなると思ったからです。 それなのに。 そう考えていた折、PCがダメになってしまったのです(T_T) 私は今、これをiPadで書いています。 しかし私のiPadでは、Spotlightで記事を書こうとすると、文字しか入力できません。 リンクカードどころか、画像の挿入もできないという有様なのです。(T ^ T) おそらく機種が古いせいでしょう。 (あなたのタブレットやスマホではどうですか? 私だけかな?) そこで、協力していただける方を募集します! 私の記事の目次を、リンクカードで作成してほしいのです。 以下に詳細をまとめます。 【1】テーマ 私の過去の記事から、「ビットコイン高騰をめぐるメディアの報道」について書いた記事すべて。 最初の記事は、「ビットコイン価格が2020年の高値を更新(10月22日)」・・・というものです。 そこから、エルサルバドルについての記事までです。 【2】記事の内容 Spotlightで記事を作成してください。 記事にリンクカードを挿入し、一覧にしてください。 昇順、降順はお任せします。 【3】タイトル 過去記事一覧:ビットコイン高騰と大手新聞社の報道について(坂本不惑) 【4】期限 8月29日(日)夕方6時 【5】謝礼 謝礼としてポイントをお贈りします。 何人かの方が協力してくださった場合、3名様まで謝礼の対象とします。 金額は、3名の方に贈る場合、7,000p、5,000p、3000p、とします。</p

30日で着金しました!!! 時間をかけていいなら、悟コインから99%取り出せます(^▽^)/
つい一昨日、「悟コインからの送金を指示してから、4週間たっても着金しない」という内容の記事を書いたのですが・・・ 本日(2021年4月5日)、無事に着金しました! 届いた金額は、0.0009904 BTC(99040 satoshi)です。 送金指示したのは、3月6日(土)でした。4月5日でもって、ちょうど30日経過したことになります。 無事に着金して、ひとまずほっとしました。ε-(´∀`*) 私が何をしようとしていたかを一言で言いますと、「悟コインの中身を最大限取り出す」ということです。 皆さんご存じのように、1枚の悟コインには、0.001BTC(10万サトシ)が封入されています。 では、この額を自由に使えるかというと、そうじゃないんですよね。 なぜなら、送金するには手数料が発生するからです。 0.001BTC(10万サトシ)をどこかに送金するとき、送金手数料が差し引かれた分が、先方に届くことになります。封入されているビットコインの全額が着金するわけではないのです。 ですから、悟コインを持っているとしても、それに封入されている額のビットコインをまるまる保有していると思うのは、早合点というやつです。 もっと噛み砕いて言えば、0.001BTCの入った悟コインを1枚だけ持っていても、0.001BTCの商品の購入には使えないということです。 また、ビットコインの送金手数料

初投稿エントリー
はじめまして、たしか2018,19年頃にビットコインに出会いクリプトの世界に足を踏み入れました。 それからEthereumやPolkadot,web3,daoなどに傾倒していきましたが、改めてBitcoinをよく知らないとなにも言えないのではないだろうかと思い早速Spotlightのアカウントを開設してみました。 なにも言えないというのは過剰かもしれませんが、技術仕様やポジション・トレードオフをもっとよく理解しないと論点が濁ったり批判が的を得ていなかったりと、話が進んでいかない気がしています。 まだどのように使えるか使ってよいか分かりませんが、Bitcoinについて調べたりアウトプットしていく予定です。よろしくお願いします。
ロシアと中国に関する考察
ロシアが世界経済から切り離されようとしています。プーチンは中国との取引で事実上の封鎖を相殺できるのでしょうか。私は多くの人が想像する以上に難しいと考えています。 ひとつには、中国とロシアは表向きは隣国ですが、経済的にはそうではないことです。ロシアの経済はウラル山脈以西が中心で、中国は沿岸部に近い。人口の重心は非常に離れています。 さらに、世界と多くの取引をしている中国の銀行は、ロシアとの取引に非常に消極的になるでしょう。 もうひとつ、これはあまり知られていないことですが、国家間の経済的な不均衡が非常に大きいということです。ロシアは中国に比べれば本当に小さな国です。 ですから、中国とロシアが何らかの形で新しい権威主義的な枢軸を形成するとしたら、ロシアは圧倒的に従属的なパートナーになるでしょう。 saeko