坂本 不惑(さかもと・ふわく)
妻や子供に言えない話をいろいろ書きます。
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ご冥福をお祈りしません②
2023年(令和5年)7月12日、タレントのりゅうちぇるさんが亡くなったという報道がありました。自殺のようです。 この事実を知った時、私がまず思ったのは、「お前もか!」という驚き。 そして次に、「お前がそれやっちゃダメだろ!」という、落胆と腹立たしさが入り混じった、なんとも残念な気持ちになりました。 「誰もがありのままでいい」というメッセージを発信してきた人が、自ら命を絶ってしまった。 そこに、責任放棄のようなものを感じてしまったのは、私だけではないのではないでしょうか。 我ながら、年を取ったと感じますが、若者の自殺はこたえる。 死ぬことはないんだよ。 つらいなら、逃げたって隠れたっていい。 生きていればいいことあるんだから。 逃げたいなら、地の果てまでだって、逃げればいいじゃないか。 あらためて、冥福なんか祈らないぞ。 生きて幸福になるべきなのに。 あの世で幸せになんかなられてたまるか。 三年前にも、同じようなテーマで記事を書きました。 あなたはどう思いますか? 最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
ビットコインと米ドルは共存するのか? それとも競合するのか?
周知のように、2021年9月7日(現地時間)、中米エルサルバドルでビットコイン法が施行されました。 これによって、ビットコインは世界で初めて法定通貨となりました。 歴史的瞬間です!!! さて、これまた周知のように、同国ではビットコインだけが法定通貨として通用するのではなく、これまで同様に、米ドルも使うことができるそうです。 つまり、彼の地では、ビットコインと米ドルという、二つの通貨が同時に存在することになります。 これはどういう結果になるのでしょうか? 私はこれに興味津々なのです。 今回はその話です。 お付き合いいただければ幸いです。 二つの通貨の存在が、どうなっていくか。 私は二つのシナリオが考えられると思います。 まず一つ目のシナリオは、「共存」です。 別の分野で住み分けたり、あるいは、お互いを補完しあったりして、双方が存続していくという在り方です。 二つ目のシナリオは、「競合」です。 お互いに優位を競い合う中で、場合によっては、どちらかが完敗するかもしれません。 そうなると、法的には両者が認められいても、現実に通用するのはどちらか一方だということになるでしょう。 こうしたことを私が考えたのは、経済の本を読んでいて、「かつてイギリスでは、金貨と銀貨の両方が使用されていたが、それがうまくいかずに、その結果、金本位制になった」という説明を目にしたからです。 18世紀のイギリスでは、金銀複本位制でしたが、それで経済を安定させることができなかったために、19世紀になって金本位制に移行した、というのです。 「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉があります。 これは、「二種類の通貨が認められている場合、人は良質な貨幣(良貨)を保蔵しようとするとともに、質の悪い貨幣(悪貨)を処分しようとするので、悪貨のほうが決済手段として通用するようになる」ーーという現象をいうそうです。 二つの通貨に質の違いがある場合、通貨として両立できないということかもしれません。 以上をまとめると、私の興味は以下の二点になります。 ①エルサルバドルにおいて、米ドルとビットコインの二貨幣体制は可能なのか ②「悪化が良貨を駆逐する」ような事態となった場合、勝つのはどちらか
「衆議院の解散」を、小学校三年生でも分かるように言うとこうなる
先週、菅義偉総理大臣が辞任の意向を発表してから、政界がまた慌ただしくなってきました。 もともと、今の衆議院議員の任期が今年10月までなので、秋までには衆議院選挙があることは、年初から分かっていました。 そこで、「解散はいつか?」ということが、話題になっていました。 さて、この「衆議院の解散」ですが、これはいったい何なのでしょうか? これを、誰にでも分かるように言うとすれば、どう説明すればいいのでしょうか? あなたは、もし小学生にも分かるように説明するとすれば、どうしますか? 私なら、こう言います。 衆議院の解散とは何か? それは・・・「全員クビ!」ということです。 と。 そうなのです。 衆議院の解散とは、「衆議院の議員全員を、まだ任期が満了していないのに、失職させてしまうこと」・・・です。 つまり「全員クビ」なのです。 衆議院というのは、政治を進めるうえで必要不可欠な機関なので、衆議院の議員が全員失職したら、当然に、選挙で新しい議員を選ぶことになります。 よく衆議院解散の意義について「民意を問う」という言い方をします。つまりは、選挙によって、政権への是非、賛否を、国民に表明してもらうわけです。 え? 「全員クビ」って、クビにする方はいいけど、される方はいやじゃないのか・・・って? うむ。 衆議院が解散されて、選挙で新しい議員が選ばれると、そこでまず国会が召集されます。そのときに、それまでの内閣は総辞職することになっています。 解散権は内閣総理大臣にありますが、解散・総選挙を行うと、総理大臣もいったん辞任しなければならないのです。 だから、結局はみんな辞めるんだから、まったく公平なんですよね。 そして、その新しい衆議院で、首相指名選挙が行われて、新しい内閣が発足する運びとなります。 え? それでもやっぱり、クビにされるのはいやじゃないのか・・・って? だって、任期が残ってるのに、それを強制終了しちゃうんでしょ? うむ。 確かに、辞めさせられるのは嫌だし、仕事がなくなると暮らしに困るかもしれませんね。 だから現状では、お金を集められる人しか選挙に出られないんですよ。 選挙にはお金が
今のBTC相場を、昨年はどう予想していたか振り返る
こんにちは、サカモトです。 今回の話題は、「2021年のビットコイン価格がどうなるかを、2020年にはどう予想していたか?」ーーです。 この記事は、実は今年1月に公開しようと思っていたのですが、なんとなく先延ばしにしていました。 2021年ももう残すところ4カ月を切ってしまって、タイミングとしては微妙なのですが、これはこれで面白いかなと思って、公開してみます。 事前知識として、2020年の相場を簡単に振り返っておきましょう。 まず、3月に大暴落があり、1BTC=30万円台まで下がりました。 そこからまた急上昇し、史上最高値を更新するという、ジェットコースター相場でした。 下半期の急上昇を受けて、強気な見通しが多くなりましたが、今回はそれをいくつか引用しております。 では、いってみましょう! ▶︎ブルームバーグ「2021年に4万ドルは妥当」 米ブルームバーグ誌の2020年12月のレポートより。 ・・・今は5万ドルになっているので、この予測は意外にあっさりと実現しちゃいましたね。 さすがブルームバーグ? ▶︎N・グリーン「2021年に2倍になる(34,500ドル〜46,000ドル)」 <span style="font-family: