三島土産で一杯
みなさんこんにちは。前回、三島の「割烹 だいだい」さんでの宴の模様をご紹介しましたが、今回はその翌日のお話です。三島に一泊した私は翌日早朝、ある場所へと向かいました。それは・・・
三嶋大社です!三島を代表する観光スポットであり、有名なパワースポットでもあります。早朝だった事もあり人もほとんどおらず、厳かな雰囲気の中でしっかりと商売繁盛を祈願させていただきました(笑)。そんな中、気になる物を発見。それが・・・
こちらの顔ハメ看板(笑)。実は以前、これと全く同じデザインの物を・・・
宇津ノ谷峠の道の駅で見かけた事がありました(笑)。三島宿、丸子宿と書かれているので、東海道五十三次の宿場町にはこれと同じデザインの顔ハメ看板が設置されているのかもしれません(気になる(笑))。
それはさておき、今回三嶋大社を訪れたのにはもう一つ理由がありました。それが・・・
ここです!って、これだけだと何かわからないですよね(笑)。ここには・・・
三嶋大社名物の福太郎餅が売られているのです!福太郎餅とは・・・
こんなパッケージで、開けてみると中には・・・
お餅と一緒に詳しい由来が書かれた紙が入っています。それを要約すると、この福太郎餅とは・・・
毎年1月に三嶋大社で行われる五穀豊穣と天下泰平を祈る「お田打ち神事」に登場する、先ほどのパッケージに描かれていた黒いお面をつけた「福太郎」にちなんで名付けられた縁起餅だそうです。外観は・・・
こんな感じで、特徴的なあんこの形は、その神事の際に「福太郎」が身に着けている烏帽子の形を表しているそうです。また、お餅にはヨモギが入っていて、古来より邪気を払うとされている事からも、非常に縁起の良いお餅だと言えます。
さて、そんな福太郎餅ですが、縁起だけでなくて味わいも非常に美味しいんです!滑らかで上品な甘さのこしあんに、ヨモギの爽やかな風味が香る柔らかい食感の草餅が絶妙なんです!つまり、これはもう立派な・・・
日本酒のアテと言えます(笑)。今回は、GI萩に認定されている澄川酒造場の「東洋美人 醇道一途」とぺアリング(GI萩についてはこちらをご覧ください)!東洋美人が持つ滑らかで柔らかいテクスチャーと、こしあんやお餅の滑らかで柔らかいテクスチャーが重なり、また上品な甘みと綺麗な酸味、そして上新粉などのニュアンスが、同じく上品なこしあんやお餅のニュアンスと同調してよく合いました!
いかがでしたか?今回は草餅でヨモギの風味があったので、少し青竹のようなグリーンな香りのある大吟醸タイプでも良いペアリングが出来たと思います(個人的には純米酒好きですが(笑))。
さて、縁起の良い福太郎餅を食べて、パワースポットにも行って、商売繁盛も祈願して・・・、果たしてその成果はと言うと・・・・・・あったと思います(神様ありがとうございます)!ぜひみなさんも、三嶋大社に行って参拝と福太郎餅でご利益を授かってみてはいかがですか?