「ビットコイン5万ドル」を産経新聞が報道(2021年2月18日)
皆さんご存知のこととは思いますが、日本時間2021年2月16日(火)夜、ビットコイン価格がついに5万ドルの大台を突破しました。
私にとって興味深いのは、これを産経新聞が報じたことです。
ネットでは17日(水)配信、紙面では18日(木)付け朝刊で掲載しました。
しかも、通信社の記事ではなく、ついに自前の記事の出稿に踏み切りました!!!
私の前の記事(2月12日)で、“テスラ砲”を受けたビットコイン高騰を、全国紙がどう報じたか紹介しました。
この時は、五大紙のうち、なぜか産経新聞だけが報道しなかったんですよね。
産経の意図が奈辺にありやと、余計なことを勘ぐったのですが(北朝鮮のせいか?等)、単にスルーしただけだったのかもしれません。
で、そのあと「無視するつもりだったけど、やっぱりネタを逃した印象があるから、いったん記事にした方がよくね?」ーーみたいな意見が編集会議であって、今回の配信になったんじゃないかと、私は想像しています。
報道姿勢が迷走してますね〜(半分は邪推ですが・・・)
産経もビットコインを無視できなくなった、というのは、いいことだと思います
ただまぁ、今回の記事そのものは、大した品質じゃないですね。言っちゃ悪いですけど。
産経の独自の分析みたいなのが何もなくて、既知のネタが並べてあるだけ。
もしかすると、取材すらしてないですよ。他社のネットの記事を切り貼りしただけかもしれない。
出遅れたなら、ただでさえ鮮度がないんだから、そこはもうちょっと独自性を発揮してほしいところです。
それに比べて、朝日新聞は取材リソースを割いてますよ。
なんて面白そうなタイトルなんだ!
しかし!
また会員限定の有料記事かよ!
朝日のケチ!
おっと、言い過ぎました。
いずれにしても、「ビットコイン価格について自前記事を出した」という点で、これで五大紙の足並みがそろったわけです。
これから世間の理解や認識がどうなっていくか、楽しみです。