ブロックチェーンの懸念材料を整理する。(クリプト本レビュー④)

ブロックチェーンの懸念材料を整理する。(クリプト本レビュー④)

ビットコインの高値更新が続いています。

価格だけを見ると、ビットコインは順調に見えます。

ニュースでも、いかにもビットコインへの期待は適正なものであるかのような解説も見られるようになってきました。

しかし、「本当かな?」と一抹の不安をぬぐいきれないあなたにオススメなのが、今回紹介する本です。

 

題名は、『ブロックチェーン技術の未解決問題』です。(日経BP社、2018年1月刊行)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ブロックチェーン技術の未解決問題 [ 松尾真一郎 他 ]
価格:2640円(税込、送料無料) (2020/12/29時点)

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タイトルからも想像がつくように、この本では、ブロックチェーンが普及するために克服しなければならない課題を挙げて、解説しています。

 

 

目次の一部を紹介します。

全部で13章ありますが、4章から11章までで、個別の課題を取り上げて詳説しています。

こんなかんじです。

第4章 ブロックチェーンの4つの課題

第5章 「ブロックチェーンはトラストレス」は幻想

第6章 ビットコインの「合意」問題

第7章 ブロックチェーンはスケールするのか?

第8章 ビットコインの意外な落とし穴

第9章 ブロックチェーンの大問題、鍵の管理

第10章  ビットコインの暗号技術はいずれ破られる

第11章 ブロックチェーンシステムの開発体制は未成熟

・・・もう、これでもか!ってぐらいに問題点が列挙されていますね。

でも、決して悲観的な論調ではないんです。

むしろ、執筆陣はみな、ブロックチェーンを支持し、その発展に期待を込めています。

その上で、飽くまで冷静に、事実として、どのような課題があるかを提示しているのです。

 

  

どちらかというと、経済的な面よりは、テクノロジーの面から解説した本です。

しかし、仮想通貨・暗号資産を、純粋に投資対象として見ている人にも、この本はオススメです。

というのも、もし今後、仮想通貨・暗号資産に「欠陥が見つかった」というような報道がされた場合、それが従来から想定されていたものなのか、またどれほど重要なものなのか、冷静に考えるためのヒントを得られるからです。

想定外の欠陥なのか、それとも報道が大袈裟なのか。それらを落ち着いて考えることができれば、「動揺売り」をせずに済むこともあると思うのです。

 

 

私がこの本で再確認できたのは、ブロックチェーンは発展途上だということ。

まだ完成形ではないのです。

それを知って、期待が高まるか、それとも失望するか。それはあなた次第でしょう。

しかし少なくとも、全体的な理解が深まることだけは、間違いありません。

ぜひご一読ください!

◼️過去記事リンク◼️

クリプト本レビュー① 野口悠紀雄『仮想通貨革命』

クリプト本レビュー② 杉井靖典『いちばんやさしいブロックチェーンの教本』

クリプト本レビュー③ ナサニエル・ポッパー『デジタル・ゴールド』

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