0点をとったのは初めて? それにしても韓国は侮れない!
プログラミングを学ぼうと思い、先週から"42Tokyo"の入学試験を受けています。
「入学試験を”受けている”」と進行形で表現すると、なんだか変な感じがするかもしれませんね。
しかし実際、私がいま受けている入学試験は、4週間の長さに及ぶもので、けっこうハードです。しばらくそっちに時間を取られそうなので、記事の投稿やコメントが滞りそうですが、どうかご容赦を・・・
ご存じの方はご存じでしょうけれど、42Tokyo(フォーティーツー・トーキョー)というのは、フランス発のエンジニア養成機関です。
入学金も授業料もすべて無料という、それだけでも驚きですが、教師も教科書も一切なしで、学生同士で課題を克服するシステムというのも斬新です。
https://42tokyo.jp/curriculum/
42はパリ、マドリード、アムステルダムといったヨーロッパの主要都市だけでなく、南北アメリカや韓国などでも開講されているそうです。それがいよいよ、2020年4月に東京で開講するというので、大いに注目されていました。
ところが期せずして、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、開講が延期。私も入学試験(Piscine、ピシンと呼んでいます)を3月に受ける予定でしたが、延びに延び、待ちに待った挙句に、今やっと受けられる運びになりました。
入学試験の内容を、具体的に語るのは控えますが、オンラインでプログラミングの課題が出され、それを提出するというかんじです。
すべてがオンラインで完結するわけではなく、4週間の期間中、毎週金曜日に六本木のキャンパスに行き、examというテストを受けます。まあ中間試験のようなものなのかもしれません。
先週の金曜日(8月7日)に、その最初のexamがありました。
東京のど真ん中に行く機会などそうそうなく、ワクワクしながらキャンパスを訪れた私。
しかしそこに、衝撃の結末が待っていました。
そう、なんと0点をとってしまったのです。
examの内容は、生憎お話しできませんが、これを受けた人たちのうち、84%もの人が0点だったというのも衝撃的です。情け容赦ありませんね。
ここにもう一つ、おもしろいデータがあります。
この最初のexam00は世界各地の42で実施されているらしいのですが、都市ごとの成績が比較できるのです。
どの国でも相当の割合の人が0点を食らうのですが、まず東京では、それが84%です。八割以上が得点ゼロです。
それに対して、発祥であるパリ(42.4%)、リヨン(55.6%)、ブリュッセル(36.6%)等、フランス語圏の成績がいいようです。
目を引くのは韓国ですね。ソウルで0点を取った人は49.8%! なんと半数以上の受験者は得点しているのです!
ソウルと東京を比べると、その差は一目瞭然です。
もう一つ、100点を取った人の割合も見てみましょう。
- 東京・・・・2.7%
- ソウル・・・・13.6%
- パリ・・・・・11.4%
- ブリュッセル・・7.6% 等々
・・・韓国ぶっちぎりじゃん!!!
お隣の国が、そんなIT人材の宝庫だったとは!
私は素直に驚きました。
でもこの驚きって、私だけ? 韓国人が優秀なのって常識? ・・・と思い、知人にこの話題をぶつけてみました。