暗号通貨関連本を作って図書館に収蔵してもらった話

暗号通貨関連本を作って図書館に収蔵してもらった話

「モナコイン」という概念を100年後の未来に残すため、様々な活動をしていますが、その一部として、「暗号通貨関連本を作って図書館に収蔵してもらった話」をご紹介します。

 

モナコインの本が図書館にあったら、おもしろくない?

去る2019年8月1日~8月31日、「第4回モナコインポスターラリー2019」という暗号通貨イベントが開催されました。モナコインに関連するポスターを描こう、貼ろう、見にいこう、というイベントで、いままでに4回開催されています。詳しくはとっても人間臭いトラブルでドロドロしたこちら記事をご覧ください。

関連記事:「【光と闇】モナコインポスターラリーハードフォーク史」
https://spotlight.soy/detail?article_id=felp997dd

 

今回は、このイベントのポスター作品集を作ってコミケ(コミックマーケット)に閲覧専用本として参加し、「明治大学 米沢嘉博記念図書館」に収蔵されるまでを振り返ってみたいと思います。

きれいな作品集を作りたい

さて、このイベントには沢山のモナコインモチーフポスターが集まりました。どれも力作です。

せっかくなので、キレイに印刷製本して記念作品集を作りたい……

そしてコミケでみんなに見てもらいたい……

あわよくば図書館にも置いてもらいたい!

でも頒布する予定もないし、自分用プラス収蔵用の1-2冊だけでよい。

というわけで、一冊から作成可能なネット注文・フォトブックを注文することにしました。

どこに注文するか?

フォトブック作成前にまず、サイズ、ページ数、表紙の種類等をある程度決めましょう。

作りたい条件が漠然としていると検索している間に迷子になります。

今回の外せない条件は以下の通り。

・冊数:2部(保存用と図書館用)

・仕様:ハードカバー

・サイズ:A4~A5サイズ

・ページ数:20~24ページ

詳しい友人に相談しました。

 

有名どころはマイブック、ビスタプリント、PhotoRevo(フォトレボ)、しまうまプリント等でしょうか?

どのサイトも「注文方法が簡単!」「印刷がキレイ!」と売り文句を並べていますが、最近のサイトはどこでも同じくらい簡単だし印刷キレイらしいので、あんまり気にしないで大丈夫とのこと。

値段比較表を作り、希望条件に合うか?と値段は?で比較するための表を作ってもらいました。

 

今回はPhotoRevo(フォトレボ)で注文することにしました。

 

 

(注意!この表の価格は調査当時の値段です。現在は変わっている可能性があります。)

編集前にページ数を確認

実際の編集作業に入る前に、ページ数を確認するための画像を作りました。

もちろんもっと簡単な手書きメモでもOK。

最終形態のイメージを固めておくと迷いなく進められて便利です。

今回は応募ポスター全てを収録し、あまったページには「はじめに」と「あとがき」を入れる事にしました。

実際に画像を並べて編集

今回はフォトレボのフォトブック編集専用ソフトウェア(無料)をPCにダウンロードして作成しました。

スマホからも簡単にフォトブックを作れるみたい?

 

↓これはPC版のフォトレボフォトブック編集専用ソフト操作画面です。

画像のサイズ調整、色補正、文字入れ等けっこう色々出来ます。

今回は使わなかったけれどおしゃれなテンプレートも沢山あってリア充臭がすごい(誉め言葉)

発注!あとは待つだけ

全ページに画像を貼り付けていい感じに編集したらそのまま発注、支払い。

あとは待つだけ!

早いと3営業日。遅いと1週間ちょいかかるようです。

選んだプランにもよるけど結構早いです。

完成

ハードカバーのポスター集が完成しました。注文時に指定した住所に届きます。

印刷もキレイ。発色もよかったです。

モナコイン愛好家たちの間で回し読みされても平気な耐久力。

 

 

 

 

完成した作品集をコミケで展示。そして図書館へ

完成した第4回モナコインポスターラリー2019 記念作品集。

ごく少数しかないこの本を、多くの人に見てもらい、図書館に収蔵してもらうにはどうすればよいか?

そう、コミケに参加するのです。

 

コミケとはコミックマーケットの略。同人誌即売会です。多くの人が集まります。

コミケで同人誌を頒布・展示する際には、コミケ運営に「見本誌」を一冊提供する決まりがあります。

この「見本誌」、コミケ終了後は明治大学の漫画・サブカルチャーの専門図書館である「米沢嘉博記念図書館」に収蔵されるのです。

つまり自分で作ったモナコイン本が図書館に収蔵されるというわけ。

 

幸い、2019年8月12日のコミケには、モナコインをテーマにした同人誌「PLAYMONA」を作成・頒布しているサークル「ンっぱ寿司」さんの参加が決定していました。

同人誌「PLAYMONA」について詳しくはこちら。

https://spotlight.soy/detail?article_id=xq9zkpjvh

 

こちらのサークルにご協力をいただき、作品集を展示させていただく事になりました。

これによりコミケを訪れたモナコイン愛好家たちに完成した作品集をお披露目できたのです。あたらめて感謝。

当時のサークルスペース番号は南ラー41b。

 

見本誌の提出もしたので、ついに自作モナコイン本が「米沢嘉博記念図書館」に収蔵されたのです。

さいごに

思いつきで作ってみたフォトブック「第4回モナコインポスターラリー2019作品集」ですが、印刷の品質も良く、リアルで作品を印刷し手に取る楽しさがありました。

フォトブックはいいぞお〜。

 

ちなみにデジタル(PDFデータ)はこのURLから、だれでも閲覧することが出来ます。

https://drive.google.com/file/d/1HtA2dhaWeJF9OJrqNG0ijcjAn7Ref6Zm/view?usp=sharing

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記事を書いた人

ブロックチェーンカンパニー務め|モナコイン活動家(2013〜)

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