SpotlightとMonappy:クリプト系ブログサービスの比較

SpotlightとMonappy:クリプト系ブログサービスの比較

Spotlightに7本の記事を投稿し、なんとなく使い勝手がわかってきた。その経験をもとにSpotlight自体をクリプト系ブログサービスとしてMonacoin界隈で有名なMonappyと比較してレビューしたい。

なお、私の習熟度の問題で誤った認識をしていたら、ぜひご指摘いただければと思う。また、これは個人の感想であり、いかなる組織も関係ありません。

表にまとめると下記の通り。

では、細かくコメントをしていく。

Spotlight


運営会社:

株式会社来夢(三重県)

暗号通貨との関連性:
カストディ規制に対応し、BTCを入金するとAmazonギフトコードが買える(Spotlight)ポイントに変換される。
悟コインを販売していた会社である。現在は、悟コインの販売に暗号資産交換業の登録が必要となったため販売終了した。

エディタの機能:
弱い。極めてベーシックな機能のみを提供している。太字、斜体、下線、引用、リンク、リスト、ヘッドラインなど。文字の間隔や色、文字サイズなどの変更機能は提供していない。スマートフォン(Pixel4のchrome)からアクセスするとさらに機能が減る。行間が必ず段落扱いで広くなるが、Shift+Enterで改行可能(わかりにくい)。

ユーザーインターフェース:
とても良い。テキスト投稿に特化しているため、余計なタブやリンクがない。広告もいまのところないが、今後は表示されると思われる。どのように収益を上げているかは不明。投稿した記事も見やすい。

ユーザーエクスペリエンス:
良い。リンク付きの文章をコピペすると、リンクが消されてプレーンテキストになってしまうのは改善を希望する。1記事投稿するのに100pt必要だが、1円程度なので違和感なし。スパム防止にもなると思うが、今はまだ無料でもスパムがわかない規模だとも思う。

投げ銭のし易さ:
しやすいが、最低100pt(約1円)からで、1円程度なのに高く感じる。(恐らくこれはBTCの送金手数料が高くて最初にもらえる1000ptから入金していないためという個人的な理由)0がたくさんつくから字面的になんとなく高く感じるのかも。

有料記事システム:
使いやすい。常に有料記事コーナーが表示され、簡単。無料と有料の文字数も自由に配分可能で、有料は投げ銭のお礼程度に使うことも可能。

その他能:
ユーザー間の送金がしにくい。100pt未満になってしまった知人にポイントを送ろうとしたが、(Pixel4のchromeからは)「決済」からは投げ銭できず。おねだりという仕組みで全ユーザーに乞食をする必要があるのは、少々ハードルが高いのではないだろうか。

 

Monappy


運営会社:
株式会社IndieSquare(東京都)

暗号通貨との関連性:
モナコイナーのプラットフォーム。モナコイナーなら登録必須(今は、新規登録休止中だが…)。モナコインで米から手投げ弾まで買えるといわれるくらい、幅広い機能を提供。

モナコイナー(剣ヶ峰さんら)が個人開発をしていたMonappyを買い取り。その後、ハッキングを受けサービスを休止していたが、復活。

エディタの機能:
そこそこ。必要な機能は揃っている。背景色、水平線や取り消し線、右揃え、表の挿入なども可能だが、HTMLの記述はできない。

ユーザーインターフェース:
あと一歩。ブログ投稿機能の「メモログ」、フリマ機能の「ペイメント」、イラスト投稿機能の「ピクプレ」、ギフトコード発行機能とサービスが充実しているがため、少々ごちゃごちゃしている。トップページの「メモログ」一覧では、著者のアイコンとタイトルのみ表示されている。広告も表示される。(しっかり儲けてくれ…!)

ユーザーエクスペリエンス:
まあまあ。投げ銭の金額、アクセス数がリアルタイムで表示される。ただし、記事の下書き機能がないのは心細い。一応、データは記憶してくれるが、投稿失敗などするとヒヤッとする上に、複数の記事を書き溜めておけない。

投げ銭のし易さ:
とてもしやすい。1銭の単位で可能。記事にも投げ銭合計金額が表示されており、0となっている記事には、自分こそがと1番に投げ銭したくなる。投げ銭と同時にメッセージが送れる。Spotlightでは投げ銭した後にコメントなのでMonappyの方がコメントに対するハードルが低い。

有料記事システム:
使いにくい。説明として400文字程度(改行なし)を記載することができる。有料記事は有料記事として400文字以内で買わせたくなるように書かなければならない。

その他機能:
一時的に新規会員登録の受付を停止中、2020年6月中にカストディ規制に対応したアップデートを実施するとのことだったが、遅れているようだ。本当に機能が豊富で、e-スポーツ用の観戦・投げ銭機能など時代を先取りし、また春夏アキト師の描く公式四コマ漫画が面白い。

以上、いかがだっただろうか。

関連リンク

Spotlightにツイートを埋め込む方法

チャットアプリ風の吹き出しをレスポンシブに再現する方法(Spotlight対応版)

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暗号通貨で○○する方法のまとめ

暗号通貨界隈のキーワードを考える のまとめ

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ブロックチェーンカンパニー務め|モナコイン活動家(2013〜)

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