微笑みの国ミャンマーで日本人が知らない日系メーカーに出会った?話

微笑みの国ミャンマーで日本人が知らない日系メーカーに出会った?話

この前投稿した記事(あなたは何点?銀行があなたに点数をつけてるって知ってた?)で利用する写真を探していた時に掘り出した写真をまとめて投稿します。

私は東南アジアに駐在していた経験があるのですが、一番長く滞在したのがミャンマーです。皆さんがミャンマーにどのようなイメージを抱いているかはわかりませんが、親日的で治安もよい非常にいい国でした。ちなみにヘッドの写真はヤンゴンのチャウタッジーパゴダの涅槃仏(reclining Buddha)です。

人柄もよく、穏やかで控えめな方が多いところが日本によく似ているとも言われます。タイトルの「微笑みの国」がまさにピッタリ。一般的にはタイが微笑みの国と言われますが、タイの微笑みは裏がある邪悪な微笑みだと思っています(偏見)。東南アジア諸国では、

  • カンボジア:ビジネス微笑みの国
  • ミャンマー、ラオス:微笑みの国ガチ勢
  • ベトナム:微笑まない

って印象です(めちゃくちゃ偏見)。

さてイントロが長くなったのて、そろそろ本題に入りましょう。冒頭でもご説明した通り、ミャンマーは親日国です。そしていまだにMade in Japanへの強い信仰があります日本人よりもMade in Japanを信頼しています。私がいた数年前は、車はほとんどが日本車(というかトヨタ)で、日本車率は誇張なしに日本以上だったのではないかと思います。

そんなMade in Japan大好きなミャンマー人なので、みなさん日本メーカーの製品を買いたがります。その結果どうなるかと言うと、日本メーカーっぽいパチモンが街中にあふれ出します

この写真、真ん中の炊飯器のメーカーはNationalですが(本当にNational製だったかはかなり怪しい)、右のNIBBANは典型的な日本メーカーっぽいミャンマー企業です。元ネタは日産でしょう。結構なミャンマー人がNIBBANを日本メーカーだと思っています。

NIBBAN推しの店。

 

次はこれ

これも中央のTOSHIBAはいいとして(これも本当に東芝製かはかなり怪しい)、その左上の「Natural」。Nationalっぽさを狙っています。そして右の馬のマークのやつ。柱で隠れていますが、「MITSUSHITA」です。松下電器っぽさを狙っとるね、これは

 

最後に、

NECならぬ「ZEC」。縦置きしたときに間違えるのを狙ったとしか思えない。そもそもブルーレイ3Dって書いてあるけど、ブルーレイレコーダーなりプレイヤーをこんな平積みしないだろってことで、製品の中身もこれまた怪しい。

 

とまあこんな感じになります。たぶん、こんなような製品はミャンマーに限らず世界中に溢れてるんだろうけどね。

あとNIBBANもMITSUSHITAもZECもあくまでも日本っぽい名前をつけているだけなので、「コピー商品だからけしからん」というつもりは全くありません。

当時少しニヤつきながら写真を撮っていたのを思い出して、なんだか懐かしくなったのでまとめてみました。

今はこんな状況なので無理だけど、久しぶりにミャンマーに行ってみたいね。いい国ですよ。ずっとお腹痛かったけど。それでは。

この続き : 0字 / 画像 0枚
100

会員登録 / ログインして続きを読む

参加しているキャンペーン

関連記事

記事を書いた人

外為業務に携わる銀行員。主に仮想通貨についてtwitterで(ごくまれに)呟きます。

SNSにシェア

このクリエイターの人気記事

外国送金の仕組みと仮想通貨送金の未来(1)

3525

楽天ポイントを仮想通貨にかえてみた

1609

セーシェルの仮想通貨ビジネスは終わるのか

1371