2018年バブル崩壊後に勝ち残った通貨の割合とその特徴

2018年バブル崩壊後に勝ち残った通貨の割合とその特徴

1.本記事の目的

・仮想通貨市場は2018年1月にバブル崩壊を経験し、その後、多くの通貨が80~95%程度の下落を経験しました。

・2020年冬以降、再び仮想通貨市場が活況を迎え、「アルトコインの●●が史上最高値更新」・といったニュースを目にすることも増えています。

・一方、最近、明らかに実需を伴わない高騰を目にする機会が増えるとともに、バブル崩壊の警戒感も高まっています。

・本記事では、2018年のバブル崩壊をモデルケースとして、2018年バブル頂点時の時価総額上位60銘柄の価格と順位がその後どのように変わったのか、勝ち残った通貨の割合はどのくらいか等について、データを用いて考察します。

2.結果

・以下、2018年のバブル当時の時価総額トップ60の現在の価格、騰落率、時価総額ランクの変動をまとめたものです。

3.考察

以下、結果の考察です。

・上位60のうち、2018バブル当時から価格を上げることができた通貨は、11通貨しかありません(全体の約18%)。それらを抽出すると、以下のとおりです。

・このうち、Waves, DGBの価格上昇はわずかですので(それでもすごいことですが)、勝ち残ったと言えそうなのは、

 BTC, ETH, ADA, XLM, DOGE, BNB, VET, BAT, DCRの9銘柄

さらに、100%以上の上昇を果たした、真の勝ち組は、

 BTC, DOGE, BNB, VETの4銘柄のみ

となりました。最近、アルトコインに水をあけられているBTCではありますが、BTC, DOGE, BNB, VETのいずれかを前回のバブル時から長期に保有している投資家は、やはり長期投資家としてのレベル・適正が高いと言えるかもしれません。(なお、私の観測ではドージを前回バブルからずっとガチホしている人は世界に2~3人しかいないはずなので、実質はBTC, BNB, VETの3銘柄のみです。知らんけど。)

・仮想通貨の好況で、多くの通貨が絶好調の雰囲気がある中、実際、2018年バブル頂点時にいた通貨の8割以上は、今でも当時から50~80%以上の価格下落を続けていることになります。

・ドージコインが高騰したことで、「アホでも上がる仮想通貨」「サルでも勝てる仮想通貨」という印象もありますが、実際、ドージコインはBNBと並んで、「仮想通貨の中でも非常にレアな本物の仮想通貨」だったことが分かります。

・「ガチホが最強」という声もよく聞きますが、少なくとも2018年バブルで言えば、ガチホが最強な通貨は非常に限られていたことがお分かりいただけたでしょうか?今はDeFiなどでしっかりした実需がある通貨も増えましたが、いつ起こるか分からない暴落に備え、本当に自分が良いと思える通貨をガチホし続けられるようお互い頑張りましょう(笑)

・週末は、久しぶりに仮想通貨の暴落が見れました。今週は再び勢いを取り返すのか、それとも、ついにバブル崩壊が始まるのか、注目したいと思います。

(参考)計算手法

・CoinMarketCapのヒストリースナップショット機能を用いて、2018年1月7日の時価総額ランキングを上から順に60位まで並べ、60通貨について、本記事執筆時点の価格と時価総額ランクを調べ、2018年バブル頂点時との差を調べた。

(おまけ)

・以下は、バブル崩壊を勝ち残った通貨の特徴として、もう少しだけ掘り下げた考察です。5円くらいですが、はっきり言って内容がないので、全く買う必要はありません。上のデータ作成の投げ銭という意味で、購入いただける方がいれば幸いです。

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