感想 世紀の大博打
世紀の大博打読みました。
facebookでザッカーバーグから金を巻き上げたウィンクルボスのジェミニ立ち上げまでの話です。
著者はベン・メズリックで「ラスベガスをぶっつぶせ」とかザッカーバーグの映画「ソーシャルネットワーク」の原本「facebook」とか書いてる人です。こういう界隈が好きなんでしょうねw
中身としては結構淡々と書かれていて、めちゃくちゃおもろいかと言われると、まぁ普通でした。笑
僕は歴史を知りたかったので、そういう意味では勉強になりました。
シルクロードとかそういうものに支えられて育っていた頃のビットコインを描いており、あー当時はこういう感じだったんだなーっていう感想と、それに反して今って法的にも結構整備されてきてるよなーという印象を受けました。
ウィンクルボスに関してはfacebookの裁判とgeminiくらいしか知らず、ただのestablishedだろうという偏見を持っていたのですが、彼らは彼らでめちゃくちゃ苦労してて、何かを感じました。何かを。とはいえestablishedですけどね!!
一応ウィンクルボスに焦点が当てられているのですが、全編通してみると主役はビットインスタントのチャーリーシュレムかな?と思わせるレベルでチャーリーの話が書かれています。チャーリーはマジで最後までチャーリーでした。
あとはロジャーバーは筋金入りのアナーキズムというか破壊主義者でマジでやばい、という書かれかたでした。これは著者のバイアスが入ってるかもしれませんが、読むとそう感じました。
ビットコイン、生きててえらい!
読後はこういう気持ちになりました。