遥かなる餅への道
みなさんこんにちは。少し前になりますが、三重県での用事があったので、Go toを利用して泊まりで行って来ました。今回は、その時の事で色々と書きたい話題があるのですが、それ自体はお酒と何ら関係がありません(笑)。そこで、今回はかなりの力技でお酒の話題へと結び付けたいと思います(笑)。
さて、みなさんはGo toを利用された事はありますか?今回予約するにあたって、宿泊費の35%オフ以外に、宿泊費の15%相当の地域共通クーポン(宿泊日の当日と翌日のみ使用可能)が発行されます。
今回は三重県内の2ヶ所のホテルに1泊ずつしたのですが、1泊あたりの正規料金が大体5,000円ぐらいなので、そこから35%オフされた約3,250円で泊まれる事になりました。そして更に、5,000円の15%相当分で750円なのですが、3桁未満は四捨五入されるそうなので、1,000円分の地域共通クーポンが2枚発行される事になりました。
そして、この地域共通クーポンですが、予約したサイトによっては宿泊日当日の15時以降であれば電子クーポンとしてスマホで発行する事が出来るのです。たまたま初日はこの電子クーポンが発行出来るサイトだったので、私はホテルに着く前に地域共通クーポンを使おうと考えました。そして、長島のサービスエリアに立ち寄りました。
私のお目当ては「餅とあんこを使った三重のお土産」でした。実は少し前に、紫雲和尚さんがこんな記事を書かれていました。「三重県餅街道~前編?かな?」「三重県餅街道~中編」「三重県餅街道~最終編(伊勢市編)」
そして私の中で、三重に行ったら絶対何かは買おうと心に決めていたのです(笑)。
店内に入るとさっそく入り口の所に、安永餅の売店を発見!ところが、時間が遅かったのですでに閉まっていました。そこで、他の餅とあんこを使ったお土産を探したのですが、あの有名な赤福すらありません。結局、私は妥協して1枚目のクーポンできしめんを買う事に(もはや三重県のお土産ですらありません(笑))。
翌日、今度は四日市で用事があったので、帰りに駅前の近鉄百貨店に行けば2枚目のクーポンで何かしら買えるだろうと考えていました。しかし、予定よりも時間が押してしまい、まさかの近鉄百貨店の営業時間に間に合わず(笑)。更に、駅の構内にあるコンビニで赤福の文字を見つけるも、店内に入ったら「本日分は売り切れ」の札が(笑)。こんなにも、三重の餅は遠いのかと思いつつ、一縷の望みをかけて今度は駅前のアピタへと向かいました。
私は店員さんに「何か三重のお土産って売っていませんか?」と聞きました。すると「お土産は扱っていないです」との返答が(そんな!?)。私はがっかりしてその場を立ち去ろうとしたのですが、しばらくしてその店員さんが思い出したように、「そう言えば赤福なら置いてますよ」と教えてくれました。
あるじゃん!赤福でいいんです!私はすぐに教えてもらった売り場まで行きました。そして、商品を手に取ってみたのですが・・・、ん?これって・・・、
まさかのお福餅!!実は私、紫雲和尚さんの記事を読んで、赤福よりもこのお福餅を一度食べてみたいと思っていたのです!まさかの遭遇に一気にテンションが上がりました(それにしても、地元の店員さんでも赤福とお福餅ってあまり区別が出来ていないんですね(笑)。いずれにしても、この店員さんには感謝です!)。
そしてレジへ行こうとしたのですが、値段を見ると1,000円未満だったので、他にも何か三重っぽい物はないかと物色をしていると・・・、見つけました!
伊勢うどん!!どう見てもお土産用ではありませんが、こういう普段使いされている商品の方がむしろ面白いし、美味しかったりするんです。値段も二つ合わせてちょうど1,000円ぐらいだし、我ながら良い買い物が出来たなあと思いました。
で、ここからが力技です(笑)。何とかこの話をお酒の記事にしようと考えた挙句に私が取った行動とは・・・、
日本酒とお福餅!!えっと思われた方がいるかもしれませんが、実はあんこと日本酒ってよく合うんです!そして餅はお米から出来ているので、日本酒とはいわば兄弟みたいなものです(笑)。それこそ、和菓子と日本酒を出す甘味処があればいいのにって私は常々思っているぐらいです(もしかしたらすでにあるのかもしれませんが、私の住む田舎町では見た事がありません(笑))。
今回は華やかでフルーティーな香りが特長の大吟醸と、お米の旨味や甘みがしっかりと感じられる純米酒の2種類を合わせてみましたが、どちらもお福餅とバッチリ合いました!我ながら完璧なペアリング(笑)。と言う事で、今回は三重の旅からお福餅と日本酒のペアリングまで、終始ドタバタな展開でしたが、ぜひみなさんもあんこを使ったお餅と日本酒のペアリングを試してみて下さい、意外とハマりますよ(笑)。