三重県餅街道~中編

三重県餅街道~中編

ということで、これで連載と言えるのか?の状態の和尚ですこんにちは。
餅のこと書く前に、この和尚、衝撃的なタイトルの本、
世界一孤独な日本のオジサン
を読んじまったもんだから、これにおける衝撃がなかなか覚めやらぬという感じはあるのです。
ありがたいことにこの10月、1日たりとも他人と会わなかった日というのはありませぬ・・・。ただ、思い返すに前職の時のあの人やアの人とかはああ、孤独になっちゃうんだろうな・・・とか思いつつ、まあ皆さんも興味あれば、この本、結構衝撃的なので推薦申し上げます。中には納得しがたい論もありますが、まあ、それはそれとして。

さて、今日の話題は、東海道53次も江戸から西進、43番目の四日市を過ぎて、(あれ?いつのまに53次のネタになったんだ?)石薬師、庄野宿と比較的小さな宿をすぎると、お城がある亀山宿に到着します。

そこに生まれた餅が、コレ。

銘菓亀乃尾

です。はい、店内の写真をご覧ください。

こんな感じです。店主はなんでも江戸時代から5代目、江戸時代からの伝統の味でございます。

さて、次の宿は関宿。ここは伊勢街道と東海道の分かれ道でもありまして、京から来た人でお伊勢参りする人はここから右へ南下します。

そこには、この

『銘菓 関の戸』

が鎮座します。あ、こうして並べてみると、やはり同じように見えてちょっとちがうのですねえ・・・。ちょっとこの2つ、かなり近い所にあるのでどうかな?と思ったのですが、前者は粒あん、後者はこしあんっぽいですね・・・。

さて、今日の最後に、和尚も昨日初めて知った三重県の銘菓をご紹介します。関宿から伊勢街道を南下、津、松阪を過ぎ、熊野街道へ一旦入ると・・・

これ、熊野街道 茶屋名物 おきん餅です、はい。

これですね、餅の中に餡という、おい三重県民や!もう少しヒネレや!といいたくなる素材なのですが、全く違うのが何かと申しますと、これ!

この「餅粉」というんですか、おきん餅を皿に乗せたら、ぱらぱらと、このようにこぼれるんですわ。はい。これでもか!というくらいの粉がついている・・・うーん食べにくいったら・・・ですが、悪口は言いますまい。

一生懸命田舎の方が作られた感じが良く出ております、上品さのかけらもなくなってきます。

こんな感じなのですわ・・・さて、最終編は餅の街「伊勢」に突入ですよ!!

合掌。

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記事を書いた人

2019年6月からフリーター(ではないらしい)に転職じて早1年半を過ぎました。昔の名前で出ています。 本職:社長の愚痴聞き。社長の説教。 出没地域:東海地方を中心として、日本全国。 天命を知ったはずなのに、まだまだ世の中知らないことだらけです。

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