酒造好適米ってどんなお米?
皆さんは山田錦と言うお米はご存知でしょうか?お米と言えば、コシヒカリやササニシキと言った銘柄を思い浮かべる方も多いと思います。しかしこの山田錦は、酒造好適米と言って、日本酒業界ではとても有名なお米なのです。今回は、この山田錦に代表される酒造好適米について調べてみました。
酒造好適米とは、お米の中でも日本酒造りにより適した種類の事を言います。前回ワインのブドウには、生食用と醸造用と言うように種類によって向き不向きがある事をお伝えしましたが、実は日本酒にもお米の種類によって向き不向きがあるのです。では、この酒造好適米の特徴とは何なのか見ていきましょう。
まずはお米が砕け難いと言う事です。日本酒を造る際、多かれ少なかれお米を削る精米と言う作業をします。この時、お米が砕けてしまうと大きさや形が不揃いになるなどして、その後の日本酒造りに悪影響を与える事になります。ですから、精米してもお米が砕け難い事が必要となります。
次に必要なのは、