仮想通貨との出会からビットコインにたどり着くまで

仮想通貨との出会からビットコインにたどり着くまで

これは、私の仮想通貨との関わりについて書いた「備忘録」である。

ところどころ、記憶違いがあるかもしれないが許してほしい。

また、現在は「仮想通貨」ではなく「暗号資産」に変わったが、当時の思いも込めてここでは「仮想通貨」と呼ばせていただく。

2017年12月20日頃、偶然ネットサーフィン中に「仮想通貨」についての記事を見つけた。

どうやら、投資金額の何十倍ものリターンが得られ、彼らは「億り人」と呼ばれているらしい。

これまで、投資といったことを一度もやったことなかった自分がなぜか、「仮想通貨」にだけは興味をもった。

勤務中であり、スマホ片手にトイレにこもり一人興奮していたことを思い出す。

「なんだこれは、まじか!!俺も買いたい。どうやって買うんだ!!」

その日は仕事に手がつかず、ずっと仮想通貨についてネットで調べていた。

「なに?取引所で仮想通貨を買うことができるのか。KYC確認に一週間もかかるの?」

ブログのアフィリエイトリンクからコインチェックの新規登録をしてKYCの申請も済ませた。

ほどなく、1週間ほどしてコインチェックからハガキが送られてきた。

12月27日 取引開始 

とりあえず、10万円入金した。

初めて買った仮想通貨はもちろん「XRP」

「ビットコイン」ではなく「XRP」を買った理由は、今思うと

①10万でより多くのコインを買えるから

②ビットコインが200万から1000万になるよりも、XRPが200円から1000円になるほうが簡単そうだから(私見)

からだっとと思う。

「XRP」を買った後は、一日中、コインチェックのチャットを見ては、話題になった仮想通貨をネットで調べては価格のチェックをしていた。

次の日の28日、朝起きると仮想通貨を買いたくて仕方がなかった。

ただ、28日からは銀行が正月休みになるため銀行からの振り込みができなかった。

そこで、コンビニ入金で10万円入金した。

次に買った仮想通貨は「XEM」

理由は、「単価がビットコインよりは安く多くのコインを買えるから」

XRPと同じ理由であった。

買った直後の心境は、なにかが満たされたような気分だった。

「これで俺も億り人だ」

そして、一日中、コインチェックのチャットと価格を往復する。

チャットには、日々様々なコインの話が話題にあがっていた。

その中で「ICO」という言葉が目に入ってきた。

「取引所に未上場のトークンが購入できるのか。もし上場したら何百倍にもなるじゃないか!よし、ICOを買おう。」

その名も「バンクエラ」

「えっと、XEMを送金して買うのか。ちょうど昨日買ったXEMを5万円分送金した。」

・・・・・「届かない」「え!!」「メッセージってなに?」

結果は「セルフGOX」

仮想通貨を初めて2日で「GOX」した。

ただ、どうしても「バンクエラ」を買いたかった私は、めげずにもう一度XEMを送金しようとしたが、コンビニ入金の場合は、入金から1週間経過しなければ全額送金できない仕様であった。(ただし、コンビニ入金の半額は送金できた。)

そのため、もう一度10万円コンビニ入金をして、XEMを買い、メッセージをつけて送金した。

そして念願だった「バンクエラ」のICOを購入することができた。

この日は、GOXとICO購入という2つの初めてを経験してなぜか感動してしまった。

「自分は、時代の最先端を行ってるんだ」

そんな気持ちだったと思う。

その時は、バンクエラが何のICOなのかもあまり考えずに投資していた。

29日 この日はチャット情報から日本の取引所では購入できないアルトコインを購入すべくコンビニ入金(20万)をした。

「TRX」

「トロンがくるらしい」とのチャット情報から海外取引所のバイナンスに新規登録をして10万円分のビットコインを送金した。

「TRX」を購入するために初めて「ビットコイン」を購入した。

ただ、1時間後にはBTC→TRXへと変わったが・・・。

バイナンスには、日本の取引所では買うことができない様々なコインがあってもっとたくさんのコインを買いたかったが、もう年の瀬。

紅白歌合戦とゆく年くる年を見ることにした。

2018年1月4日

仕事初めの頭がぼーっとしている時に、それは突然やってきた。

「XRPの急騰」

一時400円をつけ、一気に仮想通貨モード。

もちろん、はじめって買ったXRPは売らずに「HODL」

コンビニ入金をして、350円のXRPを追加購入

目標売却金額は、最低1000円

なにもかも、最高な年の始まり・・・そう思っていた。

それからというもの、なんか記憶がない

ただ、記憶にあるのはある単語だけ・・・

「マカフィー砲」「コインチェックハッキング」「BTCFX」「逆山尊」「ヒュー」「グルグル」「CHE」etc

すべてうまくいかなかったが、楽しかったような・・・

ただそれも遠い記憶。

2019年7月

はっと我に返る。

そういえば、ビットコインについて価格以外について何も知らないことに気づいた。

そこで初めて、ビットコインのホワイトペーパーとビットコインに関する書籍(デジタル・ゴールド等)を購入して読んだ。

もちろん、アフター・ビットコインは中古で購入した。

読んで確信に変わる。

やっぱり「ビットコイン」しかない。

これまでのアルトコイン達に別れを告げて(XRPを30円で捨てる)

ビットコイン現物積立を開始

毎月コツコツと現物を買い集めた。

それから1年後の2020年7月(記事を書いている現在)

なんとか目標の「1BTC」を集めることをできた。

2017年と2020年では、私を取り巻く環境が変わった。

独身から子を持つ父へ

「本物」に気づくまでに時間がかかったが、「本物」に気づけてよかったと思う。

あとは、毎月ビットコイン現物を購入し続ければ、子どもが成人する頃には楽しい未来が待っていると思う。

 

この続き : 0字 / 画像 0枚
100

会員登録 / ログインして続きを読む

参加しているキャンペーン

関連記事

記事を書いた人

特別定額給付金の10万円はすべてビットコインに変わりました。ふと思ったことを書いてます。

SNSにシェア

このクリエイターの人気記事

ビットコイン上昇による弊害

52

もしも私が独裁者だったらビットコインはこう規制する(将来起こりうる日本の話)

35