Mpurse アドレス(秘密鍵)インポート方法
1.はじめに
monablessで自分のトークンにブレスする、してもらうためには、ブレス許可設定をする必要がありますが、その際、Mpurseにトークンのオーナーアドレスが入っている必要があります。
自分は普段から当たり前のようにMpurseを使っているのでまったく気づかなかったのですが、きっと、トークン発行(モナカード発行)にはモナパレットを使っており、Mpurseは別用途で使っているという人が多いのでしょう。このままでは自分のトークンにブレス許可設定をすることができません。こんなとき、取り得る手段は3つあります。
① オーナー権限をMpurseに入っているアドレスに移譲する。
② Mpurseエクステを使ってモナカードを発行する。
③ モナパレットのアドレス(秘密鍵)をMpurseにインポートする。
①は、ブレス許可したいトークン(モナカード)をすべてに対して行わなければならないので面倒です。②は、これから発行するトークン(モナカード)に対しては有効な手段ですが、過去に発行したものはどうしようもありません。そこで、おススメは③となります。
※ ただし、MpurseはBech32アドレス(monaで始まるアドレス)に対応していません。(間違っていたらご指摘ください。)Bech32アドレスでブレス許可設定したい人は、救済措置を考えていますので、twitterのDMにご連絡ください。
2.Mpurseにアドレスをインポートする目的
目的って、monablessのブレス許可するためじゃないの?
それはそうなんですが、それだけではありません。
例えば、monablessでトークンタイプのブレスをする場合、そのトークン(モナカード)をMpurseのアドレスで保持している必要があります。他のウォレットからMpurseに送付しても良いですが、インポートすればその必要もありません。
また、大量のモナカードコレクションが入っているアドレスをmonatrustに登録すれば、もなこいにうむ the ownerで自慢することができます。もなこいにうむに限らず、キラキラアドレスをインポートしてmonatrust登録すれば、みんなに認知してもらうアドレスとして見栄えもいいです。
私以外のアプリでいうと、AskMona3.0の豪運麻雀で、他のウォレットに入っている強いカードを使いたいというケースがあるかもしれません。
今後出てくる、モナコイン、モナパーティのWEBアプリケーションは、ほぼすべてMpurseを使うことになります。(圧倒的なウォレットのシェアを持つすなぎも氏が開発するアプリは除く。)それらのWEBアプリで、トークンの保持、トークンのオーナー権限の保有などを確認する場合、そして、他のウォレットのアドレスでそれらを持っている場合、アドレスのインポートは威力を発揮するでしょう。
3.インポート方法
前置きが長かったですが、インポート方法の説明に入ります。
今回は、モナパレットのアドレスをMpurseにインポートする方法を説明しますが、その他のウォレットのアドレスからのインポートも可能です。
まず、モナパレットの右上の「…」でポップアップを開き、「キーペア」を押します。
周囲を見まわして、他人が見ていないこと、盗撮ドローンが飛んでいないことを確認したら、秘密鍵の下の「表示する」を押します。秘密鍵が表示されるのでクリップボードにコピーしておきます。終わったらすぐにポップアップを閉じましょう。
次に、Mpurseを開き、右上のアイコンからメニューを開き、「アカウントのインポート」を押します。
さきほどクリップボードにコピーした秘密鍵を貼り付けます。アカウント名は好きなものに変更可能です。(後から変えることも可能です。)インポートを押せば完了です。
インポートしたアドレスは、右上のアイコン→「アカウント」から確認できます。インポートしたものには、「IMP」の印が付きます。
4.アカウント名の変更
ついでにアカウント名の変更方法を説明します。
Mpurseで対象のアカウントをアクティブにし、「…」→「アカウント詳細」を押します。
ペンマークのアイコンを押すと、アカウント名の編集ができるモードになりますので、好きな名前に変更してください。