巨大市場は潜在需要にあり

巨大市場は潜在需要にあり

こんにちは、カラコンルです。

 

昨夜ゴールドマンサックスが顧客を招いて電話会議を開催しました。価格の変動が大きいこと、インフレ・ヘッジに利用出来る根拠に欠けていること等を理由に「ビットコインの投資は推奨できない」とビットコインを批判しました。著名投資家のポール・チューダー・ジョーンズがビットコインに投資していることから、既存金融に認められたかと思いましたが、まだその日は遠そうです。

 

さて、話は変わりますが「行列の女神 らあめん才遊記」というドラマをご存知ですか?ラーメン屋のコンサルティング会社社長が主人公で、先日第6話が放送されました。第6話ではチェーン店最大手の新メニューを決める競合他社とのコンペを中心に進められていきます。

主人公の会社は"おこげラーメン"を提案します。サクサクの食感とおこげの醤油が染み出すことで味が変わるラーメンでした。一方、もう1つの会社は"唐揚げラーメン"を提案します。「若い男の人はわかりやすい味が好みだから」という理由であえてシンプルな味に仕上げたのです。結果の投票では5対3で主人公の会社の勝利でした。

勝利を確信していたので落ち込んでいるもう1つの会社に対して主人公はこう言います。「決してお客のレベルを見切ってはいけない」(すみません、うろ覚えなので完璧には合っていないと思います💦)

 

「お客のレベルを見切ってはいけない」これは主人公の会社が潜在需要を重視したのに対し、もう一方の会社が顕在需要のみを重視して「このぐらいのレベルだろう」と判断したということです。顕在需要とは既に消費者がユースケースを理解して表面化している需要のことです。これとは反対に潜在需要は表面化していない需要のことです。

 

暗号通貨にも言えることで"トラストレスに利用出来る"というのはリバタリアン以外には顕在化していない需要です。だからといって「トラストレスなんて必要ない、すぐに実利用出来るコインの方が良い」となるのは短絡的だと思います。そのように''すぐに実利用できるコイン''を作ったら、法定通貨や電子マネーとあまり変わらないものになってしまう危険性が高いです。

 

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ビットコイナーです。 2018年からビットコインに投資してます

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