隠れインフレにご注意を
こんにちは、カラコンルです。
先日、はなまるうどんがかけうどんの価格を70円値上げしました。これにより価格は150円→220円になりました。
実ははなまるうどんが値上げをするのは今回が初めてではなく、3回目です。最初は100(税込)から始まり、7年間の間に130円(税込)→150円(税抜)→220円(税抜)です。
今までが破格の価格だったとも言えますが、物価がどんどん上昇していて、もはやその価格を維持出来なくなったとも考えられます。
日本経済は失われた30年と言われ、デフレに陥っていたことは事実です。そのデフレ脱却を脱却するために量的緩和(もちろん量的緩和だけではないが)を行ってきました。
その影響なのか、隠れインフレが水面下で動いていたこともまた事実です。それは価格は変わらないけれど、内容量が減ってしまうことです。つまり実質的な値上げをしているということです。これはシュリンクフレーションと呼ばれる現象です。
このサイトを見ればどの商品がどれくらい減っているかがわかります。値上げをしたら明らかに分かるけれど、シュリンクフレーションなら値上げをしているかどうかはわかりません。はなまるうどんのように明らかに値上げとわかる普通の値上げと違って、シュリンクフレーションに対して我々は敏感になる必要があると言えます。