monatrustの活用法 その2 MONAを送る。トークンを送る。～後編～
みなさん麻雀してますか？
こんにちは。じゅんじゅんです。今回はmonatrust活用法の2回目の後編です。
その2 MONAを送る。トークンを送る。～後編～
monatrustは信用情報付きモナコインアドレスデータベースです。SNSアカウントなどからモナコインアドレスを検索することができます。検索したアドレスを信じることができるならば、当然そのアドレスにMONAコインや、モナパトークンを送ることができます。
と、前回書きました。
逆に、モナコインアドレスからSNSアカウントを検索することも可能です。つまり、MONAコインや、モナパトークンが送られてきたとき、その送り主を特定することができます。（検索結果を信じることができるならば。）
例えばこんなケース
ケース1
無事コロナ禍を乗り切り、久しぶりにモナフレンズたちとのオフ会に参加しました。宴もたけなわ、名残惜しいけれど解散の時間になりました。会計係に任命されたあなたは、「やっぱりここはモナ払いっしょ！」と満面の笑みでもにゃのQRコードを掲げました。QRコードをスキャンし会費を送信する参加者もいれば、酔っぱらってお宝モナカードの自慢を始める者もいました。翌朝、二日酔いに悩まされながらも、あなたは会費の受取りチェックをしました。ところが、計算してみると一人分の金額が足りないことがわかりました。あなたは受取り記録を付けていなかったので、払っていないのが誰なのかわかりません。参加者に呼びかけるも、未払いを名乗り出る者はいませんでした。残っている手掛かりは、エクスプローラに表示されるアドレスですが、あなたにとって、それはただのランダムな英数字の羅列でしかありませんでした。
ケース2
あなたは、dispenserでモナカードを出品していました。ある朝モナパレットを開いてみたら、出品している何種類かのモナカードが大幅に減っていることに気が付きました。エクスプローラで確認すると、そこには、同一のアドレスからあなたのアドレスへの送金トランザクションがずらっと並んでいました。いったい、このお方はだれなのかしら？あなたはただのランダムな英数字の羅列の向こうに、まだ見ぬ殿方の面影を思い浮かべました。
ケース3
あなたは、ほしいMONAリストで、3000MONA集まったら春のMonaparty祭でロイヤルコペンハーゲンの白いモナコインちゃん皿をつくるぞ！という目標を掲げました。ある朝ほしいMONAリストを開いてみたら、昨日まで1watanabeも投げられていなかったゲージが振り切れんばかり、いや、猛々しく突き抜けていました。エクスプローラで確認すると、そこには、とあるアドレスからあなたのアドレスへ、莫大な額の送金トランザクションがありました。いったい、このお方はだれなのかしら？あなたはただのランダムな英数字の羅列の向こうに、以下略
ケース4
ある朝、あなたは、豪運麻雀で、自分が発行したモナカードが「九蓮宝燈 Lv.5」になっていることに気づきました。エクスプローラで確認すると、以下略
もうお気付きと思いますが、monatrustを使えば、これらのケースで出てくる「ただのランダムな英数字の羅列」から特定の人物を割り出すことができます。少し嘘をつきました。正しくは、"みんなが登録してくれたmonatrustを使えば" です。
登録する側（検索される側）のメリットとしては、自分が送金したことを証明できることです。ケース1は説明の必要はないと思います。ケース2～4に関しては、もちろんみなさんは見返りなど期待せずに投げているかと思いますが、もしかしたらなんらかの見返りがあるかもしれませんし、なによりも自己顕示欲が満たされますw
少しでも興味を持っていただけたら、登録してもらえると嬉しいです。
アドレスを偽ることはできない。
monatrustでは他人のアカウントを騙ることはできます（この弱点は他人からの署名で補います）が、他人のアドレスを騙ることはできません。なぜなら、証明書登録時にアドレスに対応した秘密鍵で自己署名する必要があるからです。（Twitterのプロフィール、ツイート、DMなどはこの逆です。）
今回のケースは、あるアドレスが自分に解決されることにメリットがあります。monatrustで嘘をつくメリットはありません。他人のアドレスが自分に解決されるメリットはありますが、monatrustではそれができません。つまり、monatrustの強みが生かされる使い方というわけです。
