BTCのライトニングウォレットを作成してSpotlightで有料記事を読む手順(詳細解説)
最近、Spotlightで仮想通貨関係の良質な情報が掲載されることが増えました。
有料の記事を見るためには、BTCのLightningネットワークを使った支払いが必要になりますが、恐らく、最初につまずくのは、「どうやってライトニングを使って支払うの?」という点だと思います。
もちろん、Spotlightの公式HPにもやり方が書いてあります。しかし、肝心の部分が「お使いのライトニング搭載ウォレットからスキャンして送金します。」となっていて、詳細を記載していません。
そこで、以下では、どうやったらライトニングウオレットを作って有料記事を読めるのか、手順を解説したいと思います。
なお、今回はiPhoneを用いた手順について説明します。
1.BlueWalletをインストールする
まずは、ライトニングウオレットを作成するために、スマホでBlueWalletをインストールします。(他にも方法はありますが、これが一番簡単です)
2. BTCのウオレットを作成する
初期段階ではライトニングWallet(下の写真の黄色)だけが作成されますが、写真の右の+部分を押して、通常のBTCウオレットを作成します。後で、このBTCウオレットから、ライトニングウオレットに資金を移すためです。
下の写真のような形で、ウオレットを追加する画面が出ますので、適当にウオレットの名前を入力し、Bitcoinのウオレット(青い方)をクリックします。
なお、「Import Wallet」を選べば、ハードウオレットなど既に持っているBTCウオレットをインポートすることができますが、秘密鍵を提供することになるので、大金が入っているウオレットはインポートしない方が無難かもしれません。
3.BTCウオレットにBTCを入金
写真の下の部分「Recieve」を押すと、QRコードとアドレスが表示されますので、他のウオレットからBTCを送金します。
4.ライトニングウオレットにBTCを移す
BTCウオレット(青い財布)の方にBTCが入ったのが確認できたら、次は、ライトニングウオレット(黄色い財布)にBTCを移します。
ライトニングウオレット側の「manage funds(資産管理)」をクリックします。
すると、下の方に「Refill」が出てくるので、クリックします。
資金充当先の青いビットコインウオレットを選んだら、BTCの数字が入っているところを押して、移行させる額を選択します。(下の例では、私がBTCウオレットを空にしているので0になっていますが、実際はここにBTCが入っています)
なお、移行までは通常のBTC送金と同じなので、資金移動完了まで、10分~1時間程度はかかるかもしれません。
5.Spotlightに入金する
いよいよライトニングウオレットにBTC(satoshi単位)が入金されました。このsatoshiをSpotlightに入金します。
Spotlightのマイページから、「入金」をクリックします。
ライトニングウオレットの特徴は、まず最初に送金額を確定させることです(インボイスの作成)。これをした後に、最初に設定したインボイスと同額を送金することになります。
下の画面で「作成」と書いてある横に入金したい額を入力して、「作成」をクリックして、インボイスを作成します。その後、下の赤丸部分をクリックし、送金アドレスをコピーします。
次にBluewalletを開くと(自動的にBluewalletが開ける場合もある)、先ほどコピーしたインボイスを送金処理しますか?という質問が自動で出るので、OKをクリックします。
下は、OKを押した後に出る画面です。「Pay」をクリックすれば、Bluewalletから、Spotlightへのライトニング送金が完了します。
これはすぐに完了します。ライトニングの速さを実感できると思います。
6.終了!!
お疲れ様でした。Spotlightのページを開くと、「投げ銭ありがとうございます」の画面が表示され、送金が完了したことが確認できます。BTCのライトニングウオレットの速さは流石です。
以上で、説明は終了になります。これで、有料記事が読めるようになりました。初めてSpotlightを使う方にとって、少しでも本記事が参考になれば幸いです。