モナコインと短期トレード

つぶやき。ぽえむ。

結論だけ先に書く。

「モナコインは、短期トレードには全く向かない資産になりつつある」

板取引勢が言いそうな理由は、ここでは書かない。雲を描いたりフィボナッチな円を描いたりするのは才能溢れるアーティストに任せる。

先日、AskMona 管理人氏が国税庁に宛てる予定の文書が、一部界隈でちょっとした話題になった。

事前照会の趣旨は(国税庁に宛てるのだから当然)税制に関するものなのだが、その根拠として用いられたデータがある。

いっぽう、モナコインの保有者は、OP_RETURNという仕組みを用いることにより、不特定の者に対する事実上の支払を行うことなしに、純粋に任意の文字列をブロックチェーンに記録することが可能です。ブロックチェーン上の記録を調べますと、令和3年11月1日から令和3年11月1日までの間におきまして、すべての記録のうち60.4パーセントがOP_RETURNという仕組みを用いています。このため、モナコインは不特定の者に対する事実上の支払のためにのみ用いられているといったことはありません。

要するにモナコインのオンチェーンは、暗号資産 MONA の送金手段よりも、他の価値記録(モナパーティとか落書きとか)のために存在していると言って差し支えない状態になっている。

ここで、ビットコイナーでありながらモナコイナーも自認している田中氏の文章が思い出される。

彼はモナコインに Store of Value (SoV) としての価値を見出したと記している。実際のところ現時点では的中しているとは言い難い気もするが、フェアな価値記録のためのチェーンとしてモナコインが活用されているという点では、外しているとも言い難いところだろう。

長い目で見ればビットコインは右肩上がりで成長した。しかし低迷した時期もある。経済的な自由を手にできた人の少なからずは、売らずに HODL した人たちだ。

(もちろん例外もある。katakoto 氏の和訳記事によく出てくるアンドレアス氏は、2017 年のビットコイン高騰時に「生活苦のために安い時期にビットコインを売った(ので持っていない)」旨の発言をし、多額の投げ銭が飛んできて最終的に報われたりしていた…はず)

モナコインが次のビットコインになるなんてことは無いだろう。ビットコインはビットコインだ。代わりはいない。

しかし、送金システムとしての志向が強めな Litecoin や Bitcoin Cash 系ではなく、中長期の価値記録としての活用がなされているという点で、現状のモナコインはビットコインに近い。

将来に向かい、その価値記録の維持のために、人々がどれくらいコストを支払うか。それが将来のモナコインの価格を決めるだろう。

気の長ぇ話だ。

よって、モナコインは、短期トレードには全く向かない資産になりつつある。

ぽえむ。

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