UmbrelにSegwit未対応ウォレットから直接入金する

UmbrelにSegwit未対応ウォレットから直接入金する

Bitcoinの日本円価格が大きく下がったタイミングで、Umbrelで遊ぶ用に少し買い増した方もいらっしゃるのではないでしょうか(私のことです

ところが意気揚々と取引所からUmbrelのアドレスに送信しようとするとうまくいきません。

画像はbitbankの出金アドレス追加画面ですが、国内取引所はどこも似たような感じで出金できません。これはUmbrelがデフォルトで採用しているSegwit対応アドレス(bc1から始まるアドレス)への送金に、取引所が対応できてないためです。

Segwitの詳細については下記リンクを参照ください。

※リンク先にはbitFlyerもSegwitアドレスに対応していない旨が記載されていますが、2021年5月現在は対応しているようです(2021/05/01追記)

つまり国内取引所でBitcoinを購入した場合、ただでさえ高い取引所への出金手数料を払って一旦Segwitアドレスへ送金可能なウォレットに出金し、さらに高騰しがちな送金手数料に怯えながら再度送金し、ようやくUmbrelへ着金…ということになります。これはモッタイナイ。

Umbrelで非Segwitアドレス(P2SH/Legacy Addressとも呼ばれる)を作れれば話が早いのですが、ダッシュボードには設定がありません。下記の手順を踏む必要があります。

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1.ダッシュボードのApp StoreからRide The Lightningをインストールする。

2.Ride The Lightningを開き左側のOn-chainをクリックする。

3.On-chain TransactionsのReciveタブにあるAddress Typeから「P2SH (NP2WKH)」を選び、Generate Addressボタンをクリックする。

4.「3」から始まる非Segwitアドレスが生成されたことを確認し、控える。

5.取引所の出金アドレスとして設定し、エラーメッセージが出ないことを確認する。

6.必ず少額から出金する。

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ただでさえお金がかかる遊び故、少しでもお得に楽しめると良いですよね、という情報でした。

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暗号資産エンジョイ勢。UmbrelでBTCノード運用中。

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