Spatial WebがNewノーマルなWeb3.0の近未来
Fortniteやどうぶつの森が多くの若者に流行っていますね!
自粛中で直接会わなくてもゲームで繋がる時代。
World Wide Web(WWW)
パソコンのブラウザで単純なWebページを閲覧するWeb 1.0。
今はスマートフォンからソーシャルメディアで情報共有するWeb 2.0。
ゴーグルなどメガネ型デバイスでAR(拡張現実)、VR(仮想現実)、MR(複合現実)、に映像や触覚などを使うSR(代替現実)、それらを総称してXRと呼ぶ空間を見る、Spatial Web(空間Web)・メタバース(仮想世界)で繋がる世界。5Gで高速通信、3DをAIなども駆使して表現。そしてインフラはブロックチェーンが分散型社会を創る次世代のWeb3.0が始まりつつあります。
XRデバイスヘッドセット
Webへアクセスするデバイスは、スマホからメガネやゴーグル型のヘッドセットへシフトする。
FacebookのOculusやHTC VIVE、Microsoft Holorensなど開発しており、Googleも頑張っていて、AppleもiPhoneに変わる次世代のデバイスを出す噂が耐えません。
ヘッドセットさえあれば、複数のディスプレイを表示して作業したりいろいろ楽しめるようになるでしょう。
触覚フィードバックを実現するデバイスはこれまでもいくつか登場していますが、手軽にリアルな感覚が体験できるようになると良いですね!
Spatial Web(空間Web)
WWWのこの新しい時代がどのようにして生まれるかについては、さまざまな理解と説明があります。以下は、違いを説明する簡単な図です。
Spatial Webは新しい多次元ネットワークです。
画像引用元:https://medium.com/swlh/an-introduction-to-the-spatial-web-bb8127f9ac45
空間Webは、3D空間に雰囲気を作成します。AI、XR、モノのインターネット(IoT)など、さまざまな要素があります。これは、物理的な世界と仮想現実の融合です。ユーザーは、物理ドメインを仮想ドメインに正確にコピーした概要を把握できます。それは現実のホログラフィックシミュレーションです。 AI、XRの融合が私たちの物理的な世界にデジタルで入力し始めます。
しかし、未来の時代にはもっと多くのものがあります。
ソーシャルVRを体験してみよう
空間Webを体験するには、メタバース(仮想世界)でコミュニケーションできるソーシャルVRをやってみるのが良いでしょう。
Mozilla Hubs
VRデバイスヘッドセットがなくてもブラウザでお手軽に体験できます。
Spatial
VR、AR、デスクトップ、モバイルでどこからでも共同作業コラボレーション。実物そっくりのアバターを作成。3Dモデル、プレゼンテーション、ビデオ、写真を一緒に見ることができます。
Webブラウザでも一応体験できますが、Oculus QuestやHolorens、Magicleapをお持ちの方は特に試してみましょう。今後数か月以内にOculus Storeにアプリの正式版が追加される予定のようです。
VRChat
日本で人気の老舗のVRChat。VRデバイスヘッドセットを持っている人は、やってみよう。
補足:Spatial Chat
これは2Dの例だが大人数のオンラインパーティーでも自分に近い人の声が大きく聴こえるので、近い席の人達と会話するようなリアルなパーティー感が楽しめる。
このような感じでソーシャルVRでも自分のアバターに近い人の声が大きく聴こえるのはとてもリアル。
NeosVR
クリエイター向け機能山盛りの老舗メタバースサービス
仮想通貨(Neos Credits cryptcurrency token)を採用したり、
リップトラッキングで 顎・舌・頬・唇が動いてリアルな表情表現も。
アイトラッキングとリップシンクを備えた全身追跡表現豊かなアバターを使えれば、自宅でノーメイクやパジャマのままでも感情をわかりやすく伝えることができます。
補足:音声認識からDeepLで自動翻訳化
最近ではリアルタイムで音声認識しテキストで表示、さらに高性能の自動翻訳を表示することも可能になっており、ソーシャルVRで利用できれば全世界の人とコミュニケーションが可能になります。
[ビデオ会議をDeepLで自動翻訳化してみた]@1heisuzuki さんがソースコードを公開されていた「音声認識からWebカメラ映像への字幕合成までをGoogle Chrome だけでやってくれるWebページをつくってみました!」にDeepLのAPIを接続し自動翻訳するものをTakramの @kenfjy が作ってくれました。↓ pic.twitter.com/XCluY7YjbQ
— 田川欣哉 / Takram (@_tagawa) May 26, 2020
ブロックチェーンを活用した分散型メタバース
Decentraland(ディセントラランド)
ブロックチェーントークン(NFT)を利用した仮想空間(メタバース)を提供しているウェブアプリケーションです。
絵画などの芸術作品や、土地、アバターの服やアクセサリーなどが、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)になっています。それらのトークン(NFT)は、Decentralandの公式マーケットプレイスなどで、売買できます。
VRデバイス対応はまだ少し先になるようですが、ゲームなども簡単なものからどんどん追加されてきており、いろんなイベントも開催されています。
ブロックチェーンを利用した仮想空間(メタバース)は他に、CryptovoxelsがありVR Chatと連携するものもあるようです。
何か建物を建てたりするにはリアル同様に土地の購入もしくは借りたりする必要があり、そこがオープンワールドで面白いと思いますが、今後人気が出て人が集まると土地の高騰など問題も出てくるかもしれません。でもそうなれば土地を広げたり新しい都市を追加などして調整されるかもですね。
VR Chatのようにいろんなワールドをワープで繋ぐ世界と、どちらが支持されるか動向が楽しみです。
そしてWebのインフラは、普通の人は知らぬ間にブロックチェーンに置き換わるでしょう。