いくぜ!音楽ネタ!~カバー編
ちわっす、和尚です。こうして連続投下が出来るのも、動画埋め込みできるようになったことからかもしれませぬ。あいかわらずムラっ気は抑制出来ておりませんが・・・。
前回の竹内まりや書いてから、もう頭ン中まりやばかり・・・ループです。てなわけで、オリジナル広末涼子→セルフカバー竹内まりや→そのまたカバーの松浦亜弥の「MajiでKoiする5秒前」をループで聴いておりました。
いまこうして動画アップしてみたら、おいらの心のベストテン第一位はこんな曲だったぁ~♪ダンスフロアに・・・という感じ(わかんねーだろうな・・・)
はい、私が認めるカバーバージョンのベストテンならぬ、順位が付けられない3選をお届けしたい、とそう思うわけであります。
カバーって、そのままやるのは「コピー」とか言いますが(例えばとあるバンドのアレンジ、歌い方まで真似るのを「完コピ」と言ったりしますが)、ここでは原曲からかなりのアレンジを加え、私なりに「原曲超えてるんじゃね?」というくらいのクオリティの「カバー」をお送りできればと思います。
最近、コロナ禍で家籠りもあって動画アップする、それも歌などというのもあるのですが、やっぱり真剣アレンジにもこだわったやつがいいと思ってます、私的には。
でははじめて参りましょう!
1.May J./波乗りジョニー
オリジナルは、桑田佳祐のソロ曲(2002年)。これをカラオケ選手権とか出まくってた歌手のMay J.がカバーします。この動画見る限り一発録り。ds(タム1つ抜いてあります),b(5弦です),g(ストラトです),key×2のやや分厚い編成で、とはいえ音を究極省いたアレンジで、テンポをかなり落として、キーをかなり高くして歌ってます。
これね、オリジナルの方は、アップテンポで、夏が始まってすぐ秋が芽生えてしまう(つまり曲のスピードが速くて詩がつくる世界がすぐ終わっちゃう)感じがしてあっという間に終わるのですが、このバージョンはバリバリバラード。いや、こんな悲しい曲だったのかと改めて感じさせられます。泣ける。
アレンジにも注目です。聞いてもらいたいのは、歪みなしのストラトギターの裏メロ、リズムカットと、さりげないテンションキーを差し込んで悲しさ倍増にしております。
アレンジ=曲の解釈と思っている私は、こういう解釈もあったのかあ・・・という目からうろこの一曲であります。
2.GooseHouse/接吻
アメーバー的な音楽ユニットGoosehouse(もう解散してしまったのか?)の左からわっしゅう、汀ちゃん、慶ちゃんの3人ユニット。オリジナルはoriginal love(シャレではありません)の田島さんが作った名曲・・・と言われてますが、私はあのアレンジと田島さんの歌い方がイマイチでありまして・・・。ちなみに田島さんは元ピチカートファイブのvoもやってたという、なんだかカオスな経歴な方ではあります、ポップス界での重鎮であります。
オリラブの話はこのくらいで、この曲のアレンジすごいのは、最初はバリバラードで突っ切るのかと思いきや、途中でまさかのテンポアップ、g一本でやるなあ!というのが、正直な感想でございます。
で、このハモリもうまいのなんの。もう聞きほれる、というのはこういうことを言うんでしょう。難しいリズムなのにテンポもずれずに最後まで持って行っている、ていうのもすごい。
その中で、ケチ?というわけではないのですが、わっしゅうさんのアップテンポになってからの左手のポジションミスも「あれ?テンションコード?」と思わせるようなのもご愛敬となってます。
まあ、聞けや!とこれもどや顔で言いたくなる動画であります。
3.UNCHAIN/丸の内サディスティック
ご存知、椎名林檎の名曲。vo.の谷川さんが連呼しているように、この曲リンゴちゃんへのリスペクトとして演奏されてます。
なんだろう、構成はvo(男性)、g×2,key,b,dsのフルバンド仕様(サポートがkey,g)であり、かつアップテンポかつブルージーな感じを強烈にしたのに、キーはオリジナルと同じキーで歌ってます。
うーん、こういう解釈ができるのはホンマカッコイイ。最後の方のギターのハモリも、キーボードのソロもまじいい。
ちなみに、私UNCHAINは小さなハコで十数年前くらいに、谷川さんは、昨年大阪のライブハウスで竹内アンナちゃんのバックバンドのg(コーラスではなくシングルでのg)で出演されているのを生で見ました。ギターもうまいんだよな・・・。
さて、3曲お送りしてきたわけではありますが、ぜひオリジナルも聞いて比較してみるってのも、この令和の世のYouTubeの音楽サイトの楽しみ方かと思います。
では、仕事に戻ります・・・
合掌。