分散型ソーシャルメディア「VOICE(ボイス」が作り出す未来 そこにBraveも?!
たつぞうです。
今回は、Spotlightの公式Twitterアカウントに、とても親切にしていただいたので、明日、「はてな」で配信予定のw記事を先行配信します。ありがとう!Spotlight!!
分散型ソーシャルメディアが作り出す未来
EOSが、今春、分散型ソーシャルメディア「VOICE」を立ち上げます(予定)
ブロックワン、EOSブロックチェーン上にSNSを構築 | CoinDesk Japan | コインデスク・ジャパン
EOSのCEO、ブレンダン・ブルマーの言葉を借りると
「我々のコンテンツ、我々のデータ、我々の注目。これらは全て非常に価値あるもの。だが今のところ、報酬を手にするのはユーザーではなく、プラットフォームだ。プラットフォームは我々の情報を広告主相手にオークションにかけ、利益をポケットに入れ、フィードを最も高い入札者によって決められたメッセージであふれさせる。Voiceはそれを変える」
要するに「GAFAが収集した個人情報を、自分たちの利益最大化のためだけに使っている」現状を変えたいということです。
ここからは、私の考えるポエム
以前私が早とちりしてお伝えした「BraveとVOICEのコラボ」
これをぜひ実行に移してほしいのです。理由は、
すでに1000万ユーザーを抱えて、さらに拡大を続ける「Brave」
Braveの良さは間違いなく、放っておいてもマスするでしょう。
ここに「VOICE」の良さを伝える、大型で大量の広告出稿を行う。
(ほとんどのブロックチェーンプロダクトの失敗は、マスマーケティングの失敗)
そして、VOICEのユーザーを増やします。
今までのコンテンツビジネスの課題
YouTubeなどに代表される、コンテンツビジネスの収益源は「広告」
しかし、ユーザー側からするとほとんどが「邪魔なもの、無駄なもの」
多くの人は気がついていませんが、広告の視聴にも当然パケットを消費させられています。
さらに、収集した個人情報から、余計なお世話まで焼かれる始末(ターゲッティング広告など)
しかも、そういったGAFAの利益のもとになる、個人情報を収集するためのトレースにも、無駄なパケットが消費されています(最近ではほとんどのサイトでクッキーの承認を求められますよね。無視すると、ずっと表示が出てホントに邪魔)
ここにメスを入れるのが、我らがBrave!
改めて言うこともないのですが、Braveは邪魔な広告をブロックすることにより、ストレスレスなコンテンツ視聴ができ、個人情報をトレースしないので、無駄なパケットを消費しないで済むというメリットがあります。
ここに、VOICEがコラボすることで、良質なコンテンツだけが残る理想的なSNSが完成します。
なぜか。今までは、炎上マーケティング、ウソでもエキセントリックな見出しのついたフェイクニュースなど、PVが多いというだけで多大な収益を上げられるというクソなシステムにより、それに最適化した配信者がハバをきかせる状態でした(〇あちゅう、高知などなど)
しかし、Brave・VOICEが構築するのは、そんなクソなシステムを「ぶっこわーす」w理想的なシステム。
視聴者が「良い」と思ったコンテンツには、BATやVOICEトークンが「Tip」される。
一方で、ダメなコンテンツには、投げ銭が集まらず、淘汰されていく(ただし、アホな視聴者がついている〇あちゅうとかは、依然強いかもしれない、、、(´;ω;`))
これがうまく回り始めると、コンテンツクリエイターのモチベーションとしては「PVを稼ぐ」ことから、「良質なコンテンツを配信する」ことへ、当然シフトしますよね。
(このシステムがうまく回り始めるには「Tip」に対するインセンティブも必要です。その辺りも今後、記事にする予定)
これまで、検索の上位に常に表示されていた「アフィリエイトを稼ぐためだけの、中身の全くないクソなコンテンツ」も、当然淘汰されていくことでしょう。
仕組みは明かされませんでしたが、botや荒らしを防ぐシステムも実装されるという。
追い風も、、、
理想的なシステムの完成には、GAFAが築き上げてしまったピラミッドへの、強いアンチテーゼが必要だと考えますが、ユーロ圏で施行された「GDPR(個人情報保護条例)」がこの大きな第一歩になるはずです。
すでにgoogleをはじめ、多くの個人情報の扱いを誤った企業に対して制裁金も課されており、このムーブメントは激しく流れを変えることになりそうです。
我々の反撃は始まったばかりである!!
「影のアルゴリズムへのいいね!を取り消そう(Unlike shady algorithms)」「フォロー数を追うことをやめよう(Unfollow being followed)」
次回以降では、EOSの抱えるバリデータが少ないという課題について、記事をアップする予定です。