第二回Diamond Handsミートアップ参加レポート4「セルフホスティングに関するライトニングのセキュリティについて」

第二回Diamond Handsミートアップ参加レポート4「セルフホスティングに関するライトニングのセキュリティについて」

↑前回の記事はこちら

4人目、Warren Togami 氏( @wtogami )「セルフホスティングに関するライトニングのセキュリティについて」

【追記】↑動画がアップロードされたのでリンクを掲載しました。

発表は英語で、私はできないので内容が間違っている箇所もあるかと思いますが、ご容赦ください。

Warren氏はBitcoin開発をリードするスタートアップBlockstream社のVice Presidentで、Fedora LinuxのFounderでもあります。

私は英語できませんが、何度かお会いしており、覚えていただいてました。

Warren氏によると、PeerSwapにより、LNをよりDecentralizeにできるそうです。

↑PeerSwapについては、日本語だと小川さんのこちらの記事があります

↑安土さんの動画もあります

要は、Lightningチャンネルで、事業者とユーザ間のチャンネルだと残高が事業者側に偏ってしまうので、「サブマリンスワップ」というリバランスするツールです。

サブマリンスワップは様々な種類があり、他にloopなどがあります。

Blockstream社のハードウェアウォレット「JADE」の話もしてくださいました。

カメラと小さなディスプレイがついていて、QRコード読み取りが可能で、LN送金もできます。

↑こちらのでも動画をご覧あれ!

クラウドを使ったLNノードのホスティングは非中央集権ではない。秘密鍵を預けることになるとも述べていました。

ただし、ラズパイは遅いし、非現実的。LNノードは 24/7 オンラインのHot Walletなので可用性も求められます。

また、Static Channel Backupsには注意とのことです。簡単だけど、新しいチャンネルを見失ったりする。対して、No TrustなReal-Time Backupsがあります。

Core Lightningは簡単にReal-Time Backupsが取れます!

Torはレイテンシの面でLightningにとって最悪とのことでした。

ここから、聞いた話を個人的にまとめると、ラズパイにUmbrel入れてLightningノード運用している方は多いと思いますが、上で述べたように可用性とTorのレイテンシ問題はあるなぁ、と。

ほとんどの方は個人的な趣味でしょうからいいとは思いますが、Lightning Networkを事業で使うにはセキュリティも含め、ITサービスマネジメントをしっかりやっていく必要があると思いました。

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ブロックチェーンエンジニア。 好きな食べ物はTwo Dogs TaproomのPizza。

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