ボージョレ・ヌーヴォー 2022 解禁!
みなさんこんにちは。ついに、今年もボージョレ・ヌーヴォーの解禁日がやってきました!以前ブログにも書きましたが、今年は燃料費の上昇や、ロシアのウクライナ侵攻に伴う空輸ルートの迂回の影響で、輸送コストが高騰。大手酒販メーカーさんでも販売価格が去年の倍近くになるなど、ヌーヴォーを取り巻く状況が一変しました。
私も、当初は取り扱いをどうするか悩みましたが、ありがたいことに今年も沢山のお客様からのご要望が!また、インポータ―さんの努力により、販売価格の上昇がかなり抑えられたこともあり、今年もボージョレ・ヌーヴォーを販売することになりました!
朝の光を浴びて神々しく輝いております(笑)。とりあえずは、無事に納品されて一安心です。
箱には「11月の第3木曜日より前に消費しないで下さい」との注意書きが。ヌーヴォーならではの光景です。
おそらく、こちらはフランス語表記の注意書きだと思われます。第二外国語にフランス語の授業を受けていましたが、さっぱりわかりません(笑)。
それはさておき、今年も取り扱うヌーヴォーは、ボージョレ地区のペレオン村を代表する自然派の造り手「ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌ」の「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー」です。
彼の造るヌーヴォーは、通常のヌーヴォーとは違い、長期熟成型のブルゴーニュワインとほぼ同様の醸造方法が使われています。そのため、非常にしっかりとした奥深い味わいが特徴です。
すぐに検品をし、配送用の段ボールに梱包したらひとまずは準備完了!あとは、みなさんと同じく解禁日をヌーヴォーで・・・
乾杯!・・・といきたいところですが、・・・みなさんはこの写真の違和感にお気付きですか?そうです、ヌーヴォーはヌーヴォーでもこれ、2019年のものなのです(笑)。と言うのも、今回はヌーヴォーの追加受注が相次ぎ、ほぼ完売状態。自分用に2本分は確保していますが、これは何かあった時の予備としての役割を果たすため、全ての配送が無事に終わるまでは手を付けられないのです(ワインショップあるある(笑))。
そこで、ちょうど2019年の熟成したヌーヴォーが手元にあったので、こちらを代わりに開けることにしました(笑)。先ほども書きましたが、マドンヌのヌーヴォーはしっかりとした造りをしているので、ヌーヴォーなのに熟成することが出来るのです!新酒の古酒ってなんだかよくわからない感じにはなっていますが(笑)、非常に柔らかくまろやかな口当たりで、落ち着きと深みのある味わいになっていて楽しめましたよ!
みなさんは、今年のヌーヴォーは飲まれますか?いろいろあった今年のボージョレ・ヌーヴォーでしたが、無事にこの日を迎えられてほっとしています。あとは、自分の分のヌーヴォーが無事に飲めますように(笑)!
>熟成したヌーヴォー
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