ベーシックインカムこわい
冬休みに入って、Knut Svanholm著『Everything Divided by 21 Million』の翻訳を続けています。学ぶことがいっぱいでとても楽しいです。
私はこれまでベーシックインカムって何歳になっても冒険できるし、財源さえどうにかなればいいんじゃないかな、なんならついでに一緒に税金を消費税一本化してくれという立場でしたが、以下の箇所を訳しながら考えを改めました。
Universal Basic Income is a good indicator of how the state values its subjects. Under such a system, most people would be one hundred percent dependent on the state for their survival.
(ユニバーサル・ベーシック・インカムは、国家が国民をどう見ているかを示す良い指標だ。このような制度の下では、ほとんどの人が100%国家に依存して生存することになる。)
Everything Divided by 21 Million, 第8章 Violence より
国からもらうベーシックインカムだと、国に生殺与奪の権利を握られてしまうと思うとこわいです。続く文章もこわい。
This is the end goal of such policies, regardless of how they’re being advertised.
(どのように宣伝されているかにかかわらず、国民を国家に依存させることがユニバーサル・ベーシック・インカムのような政策の最終目標だ。)
Everything Divided by 21 Million, 第8章 Violence より
でもこんな感じで新しくいろいろなことを学ぶのもビットコインにはまっていく楽しさならではなのです。
残すところあと3章。冬休みに翻訳が終わるようにがんばります 🍊