巨大ロボットと建造物の交錯
深夜0時過ぎ、飲み会の帰りに電車を乗り過ごしてしまい、終点へ。タクシーを使うほどでもないし、たまには真夏の夜風に当たりながら歩いて帰ってみよう。普段使わない終点駅からの帰路、気持ちよく歩いていると突如、巨大で無機質な得体の知れない何かが目の前に現れた。それは30メートル以上はあろうかという巨大な単なる建物だった。
真夜中にひっそりとたたずむ大きな建物を見ると一瞬ドキッとすることがあるのは僕だけでしょうか?マンションとかではなく、工場やお城のように電灯がついていない巨大な建造物を見るとけっこう怖いものです。
地元の巨大建造物や、旅行先で見つけた巨大な建物、さらにはフィクションとして巨大な人工物をアートとして描いた画像などを以下より紹介していきたいと思います。
地元の巨大建造物
画像中央に球体の巨大建造物があるのが見えると思います。そうガスタンクです。この画像は遠くから撮影しましたが、実際真夜中に見ると結構迫力があります。
以下の画像はうっすらとしか見えませんが、ちょっと変った形の巨大建造物です。これは配水塔なんですが、夜に見るとかなり怖いです。
こちらが昼に見たときの配水塔となります。
以下はガスタンクと電信塔になります。夕焼けに染まってきれいに見えますが、実際に見ると意外と圧倒されます。
旅行先で見つけた巨大建造物
これはドイツのある町にそびえ立つ塔です。夜中に街中を歩いていて出くわすとかなり怖いです。
これはドイツの山を歩いている時に出くわした古城で、現在は観光地としても使われていない完全なる廃墟でした。
以下の画像はトロント・ブルージェイズの球場から撮影したもので、中央にそびえ立つのはトロントのシンボルであるトロントタワーです。実際にみるとより鮮明なのですが、外壁はまっさらなコンクリートで、かなり無機質な巨大建造物となっています。これも夜に見ると相当怖い。
アメリカはニューヨークのシンボルであるワン・ワールドトレードセンターです。この画像は普通のスマホから撮影したもので、お気づきかもしれないですが、建物に反射して雲が映っているんです。これも実際にそばで見るとかなり迫力のあるイカツい巨大建造物となっています。
海外の建造物はやはり日本と比べるとスケールが違いますね。
フィクションアートとしての巨大人工物
最後は、フィクションアートとしての巨大な人工物を紹介したいと思います。
1つめはこちら。巨大ロボットが動き出す瞬間を船の上から見下ろすという、なんとも恐ろしいけど、興奮してしまう作品となっています。
THIRD DAWN OF HUMANITY pic.twitter.com/BlHgP4TAl9
— beeple (@beeple) May 19, 2020
2つめは、Simon Stålenhag氏の作品。シモンさんはスウェーデンのアーティストで、レトロフューチャーを題材とした作品を得意としており、ドラマ「Tales from the Loop」のモチーフを手がけたりしています(以下の画像のこちらより購入可能です)。
最後は、サイレンヘッドです。サイレンヘッドは今年Twitterなどで流行った巨大ロボットなのですが、まずは一番印象的?な動画を見てください。
巨大なロボット?が霧の中でコミカルなダンスをしているのがすごく印象的です。上記の動画はミームとして作成されたものなのですが、実際のサイレンヘッドはもともと以下の画像1枚から始まったとされています(参考元はこちら)。
(1/2) She was on vacation with her husband and they were scoping out graveyards on the way, as you do, when she saw it. Rising out of the old cemetery, big as an old (macabre) telephone pole. Was this some kind of bizarre art piece the authorities hadn't gotten wise to yet? pic.twitter.com/xrQu7HUCeH
— 👁️Trevor👁️ (@slimyswampghost) August 19, 2018
ツイッターにアップされた一枚の写真にはしっかりとしたストーリやサイレンヘッドの特徴が事細かに書かれており、以下がその特徴となっています。
・対象の死ぬ日付を秒単位で叫ぶ。なお、対象に向かって走っている場合は大抵の場合「分」を表す
・通常の古いサイレン音を鳴らす
・マーチングバンドの音楽を鳴らす
・ドーンと鳴るようなクラシック音楽を鳴らす
・電柱ぐらいの大きさ
・不可解な超自然的実体の静的な物理的形態
・擬態して人間を捕まえる
・サイレンが鳴るときはより多く音楽の断片や言葉を流す
・目はないが、物が見える
・生体的な歯があるが、食べない
・人口の多い場所ではほとんど見かけない
・録音や再生が可能で、これを利用して狩りをする
・他の機器から音を投影できる
・だいたいの時間をぴたっと立った状態で過ごしているが、非常に速く動くことが可能である
またこの画像をきっかけにalex howard氏により以下の動画が投稿されました。この動画をミームとして色々とかアレンジするユーザーが出てきたそうです。
アレックスさんはこれ以外にもレトロフューチャーをモチーフとしたアートをいくつも作っており、ここからその作品を見ることができるので、興味のある方は覗いてみてください。
巨大な建造物とロボットって実は似ていると思いませんか?現実世界に存在する電信塔やタワー・ダムなどもふとした瞬間に生きているのでは?と思うことがあります。今にも動き出しそうな感じを体感したのはおそらく僕だけではないと思います。
以上、リアルなものからフィクションまでの巨大建造物・ロボットの紹介でした。お気に入りの巨大物体があった方はコメント欄にコメント頂けると嬉しいです!