旅先でのお酒の失敗談#1
みなさんこんにちは。みなさんは、旅先などの開放的な雰囲気の中で、ついつい羽目を外してしまい、痛い目にあってしまった経験はありませんか?私は・・・・・・、あります(笑)!と言う事で、今回は私が経験した旅先でのお酒にまつわる失敗談を書いてみようと思います。
あれは大学3年生の時に、ゼミの旅行でフィリピンに行った時でした。私が所属していたゼミの先生は外国の方で、なぜかスキューバダイビングのインストラクターの資格を持っていました(笑)。その為、ゼミ旅行ではみんなでスキューバダイビングの資格を取ろうと言う事になり、費用も比較的安くて先生おすすめのフィリピンへ行く事になったのです。
正直私は泳ぎも得意ではなく、スキューバダイビングに対してもそこまで興味はなかったのですが、海外と言う事もあり、なんとなく面白そうだったので参加する事にしました。
それまで私の中でのフィリピンは、あまりリゾートと言うイメージはなかったのですが、実際に行ってみると、そこにはとても綺麗な海とビーチが広がり、ホテルも開放感のある造りで、まさにリゾートと言った雰囲気の場所でした。
そしてここから1週間、スキューバダイビングの免許取得合宿が始まるのですが、基本的なスキューバダイビングの技術はもちろん、学科の試験の勉強をしたり、決められた時間立ち泳ぎをしたり、フィンを付けて遠泳したりと、泳ぎが苦手な私にはなかなか大変でした(立ち泳ぎの試験中に、隣の子が溺れかけて私の足を掴んで私も沈んでしまい、私まで失格になった事も(笑))。
そんなこんなで、ようやく試験の最終日を迎え、無事にスキューバダイビングの免許を取得する事が出来ました。そして、当然その日の夜はみんなで打ち上げに行った訳です。
さて、一軒目に行ったお店は、ホテルのそばにあるビーチ沿いのバーでした。ここには何回か行った事があったのですが、このお店にはちょっと面白いシステムがありました。店内には天井から吊り下げられた鐘があり、この鐘を鳴らした人は、その時店内にいる全ての客にお酒を一杯ご馳走すると言うものでした。
そんな太っ腹な人がいるのかと最初は思っていましたが、ヨーロッパからバカンスに来ているお金持ちの方々も多く、みんな気分が良くなると鐘をガンガン鳴らすのです(笑)。私達はそばのビーチで遊んでいて、鐘の音が聞こえると猛ダッシュでバーに駆け込み、一杯ご馳走になる、という事が何度かありました(笑)。
この日の私は、試験に合格した高揚感で気分が良かったので、帰国する前に一度鳴らしてみようと思ったのです。とは言っても、バーにそこまで人がいない事を確認してから、鐘を鳴らしました(笑)。しかし、鐘が鳴るとどこからともなく人が現れました(笑)。
私はそこまでお金を持っていなかったので、一番安いショットを注文しました。それは、確かロシアかどこかのお酒を使ったもので、色が緑色でした(笑)。すると、その色のせいなのか、みんなが好きなショットじゃなかったからなのか、いくつか余って返ってきました(笑)。せっかくご馳走してあげたのに、と思いつつ、もったいなかったので返ってきたショットを全て飲み干しました。はい、これが間違いでした(笑)。
その後、みんなと二軒目のお店に移動しました。そこは初めて行くお店でしたが、店内にビリヤード台があり、みんなでビリヤードをしながら飲んでいたのですが、この辺りから私の雲行きが怪しくなります(笑)。そして、そのままトイレに直行する事になったのです。
さて、それからどれぐらいの時間が過ぎたでしょうか、フラフラになりながらもトイレの外へ出ると、なんと一緒に来ていた仲間が誰一人いません(笑)。当時はスマホなんてないので、連絡も出来なければ帰り道を調べる事も出来ません。私は記憶を辿り、最後の力を振り絞って命からがらホテルまで戻りました(笑)。
翌日、当然の事ながら私は二日酔いで、テンションだだ下がりです。そして、一緒に行っていた仲間になんで先に帰ったのか聞くと、「もう帰ったと思った」との回答が(笑)。そんな~、昨日まで一緒にダイビングしてたバディーじゃん、水中では命を預けられるけど、陸の上では命を預けられないな~、と勝手に思った私でした(笑)。
いかがでしたか?どうしても旅先では高揚感や解放感から、普段よりもお酒を飲みがちですが、その先には危険がいっぱい待っています(笑)。私には他にも失敗談があるので、別の機会に書いてみようと思っています。また、みなさんからの旅先での失敗談も随時募集しておりますので、奮ってコメントして頂けたらと思います(笑)。