読了前に書く書評
皆さん、おはようございます。和尚です。
さて、やっぱり寄り道してしまう私です。今日あさ日経読んでたら、こん広告が載ってまして・・・。
あ、これ読みたい!!と思って、ふと
これ、読む前に考えたこと書評にするの面白いんじゃね?と思ったからでございます。
そもそも、この本の広告、ここまで内容が厚いと書いてあることも相応に想像できてしまったり、またビジネス本、ノウハウ本とかだったら広告だけで読んだ気になってしまう和尚ではありますが。
では、行きます!
和尚の書評!
・・・これだけが言いたかった!(声に出して行ってみてください、おしょうのしょひょう!)
ま、それはいいとして。
私が一番、言いたかったのは、この広告に書いてある(主な内容)で、
■戦争中から変わらない「国民総自粛」
でございます。
「欲しがりません 勝つまでは!」
「贅沢は敵だ!」
とか、そういう一斉に同じこと考えることが美徳とされているこの日本ですが、なんか
「コロナが収束するまで 我慢しましょう」
ってのも同じ匂いがするわけです、私には。
いや、自粛したって、戦争にも勝てないし、コロナも収まらないし、大震災の時の被災地の皆さんが救われるわけでもないし、昭和天皇が成仏されるわけでもない(うわ、不敬罪かも!)
おっさんとしてはこういう「自粛の歴史」もリアルで見てきたわけですが、
目的を達成するための「手段」の方が尊重される雰囲気がある
というのが、この令和ニッポンでも脈々と受け継がれる文化であり、かつこれはビジネスの場面でもいっぱいあるわけですわ。それにイラついている私もおるわけですわ。
たとえば、「パーマネントはやめませう」
てのを、例の戦前の歌謡曲集のレコードだったんですが。パーマしてる女性を街中で取り締まるご婦人団体とかもいたりしたらしく、
子供ながらに「戦争って異様な雰囲気を醸し出すんだな?」と思った記憶があります。いまも思ってますが。
果たして、パーマをやめて戦争に勝てるのでしょうか?妙な一体感を醸し出せば戦争に勝てるのか?確かに団結は組織としては重要なファクターではありますが、組織は多様性がないともろいというのもある意味証明されてるんじゃなかったでしたけ?
「コロナ拡散防止のため、マスクをしましょう」
てのも、さてコロナ対策になるのか?
コロナが出だした当初は、マスクに対して懐疑的な意見も多くあったのに、今や街中でマスクをしていないだけで変な目で見られる始末。
この炎天下でマスクをして歩いてて熱中症になった方が多いと強力に推測されるのは、いつぞやの記事で指摘したとおりで、まま本末転倒と言わざるを得ない状況ではあります。
ビジネスでもそういう人も多く、手段が目的になっているひとも多いですよね。
「お前はどうして人と違うことをやるのだ!」
というこの同調圧力、もう勘弁してほしいとか思いますし、それだと「もろい」組織になってしまうのに
それを続けていくのは
「安心」
だからなんでしょうね。
ということで、この同調圧力、そんな論調になっているか確認していくために、読んでみます。
この書評も、読んでから書評という同調圧力に反して書いてみました(ちゃうやろ!!)
合掌。