Blockstream Satelliteで掲示板を作りました!
前からBlockstream Satellite関連の記事をいくつか書いていますが、普通の方には受信機を購入して、ソフトウェアを設定して常駐させてまで、他人が配信してくる怪文や画像のデータを受信するのはなかなかハードルが高いと思います。
昔はTwitterに@satnodeというアカウントがあって、Blockstream Satelliteで受信した文章や画像を自動的に投稿していたのですが、いつの間にかbanされてしまいました。
そこで、代わりに誰でも最新の30投稿が見れる、シンプルな掲示板方式のサイトを作りました!
https://blocksat-reader.herokuapp.com
システム概要
まず、私が設置した受信機からローカルのサーバーに常駐させているblocksat-cliへとデータが流れ、勝手に保存されます。定期的にそのデータがウェブ上のデータベースおよびAWS S3 (ファイル保存用)にバックアップされ、Blocksat Readerにアクセスするとそのバックアップ最新の状態を見ることができます。
したがって、もしローカルのサーバーの問題で受信できなかったり、ファイルが大きすぎて受信に失敗した場合などは反映されません。数百KBの大きいファイルを配信したい場合は気をつけてください。そんなときは横向きにスライスして、下側から順番に送っても面白いかもしれません。
投稿方法
Blockstream SatelliteのサイトかAPIからデータを配信してください。
サイトを使った方法:
①このページから、「伝送を開始する」を選択し、配信したいファイルまたは文字列を入力します。
②次に入札をします。順番待ちになっていることはほぼないので、基本的には最安の1バイトあたり1000msat (1KBあたり1sat)のレートで大丈夫です。下限は1000msat = 1satです。入力する金額はmsat建てなことに注意。(1000分の1サトシ)
③表示されるインボイスを支払うと、人工衛星経由で世界中にメッセージが配信されます。1分以内にBlocksat Readerでも確認できるはずです。
APIを使った方法:
ここからご自身で調べて実装してみてください。Blocksat Readerと組み合わせて面白いことをしていただくのは大歓迎です。(たまに落ちてて反映されなくても怒らないでください)
今後
遊びでやってるプロジェクトなので何も保証できませんが、アクセス権を表すLSATを購入すると一定期間は30件以上前まで見れるようにしたり、スレッドの概念を実装したりすると面白いかなと思ってます。
ただ、スレッドという概念がないほうがsatoshis.placeみたいで楽しいかもしれないですよね。今後のことはわかりません。
ぜひ遊んでみて下さい。