コロナの期間のこういう読書。
空はニベアの缶の蓋のように青く、なんというのか名前はわからないが桜に似た花が咲き誇っている。誰とも交流なく、密室ででひたすらポストモダニズムに関する論文を読む傍ら、AVを鑑賞して気に入った動画はセフレに送り、オンライン飲み会というものが流行っていると聞き齧ったので、オンライン(数独しながら)オナニーというものをやってみたりして、適度に気分転換している。部屋と便所の往復のためにしか脚力を使わず、人に会わないために体重は増え、髪もぼさぼさであり、陰毛はますます白くなってきた。更に恐ろしいことには、適度に勉強しているのに反比例して過剰に阿呆になってきたことである。
ロックダウン1か月以上継続中であり、ラマダンが始まり、更に来週からはマスク着用が義務化されるので、今日にでもきんちゃく袋を破ってマスクを作らねばならない。
さてそういう緊張感の溢れる日常生活をを送っていると、もっとましな娯楽を楽しみたくなったので映画を観ようと思い、トルコの船が和歌山沖で沈没した史実を描いた『海難1890』という映画を一緒に観ようとトルコ語が分かるクルド人のセフレに行ったら、