サラダに果物を入れてみませんか
ドイツに移ってからサラダに果物を入れることを覚えてサラダのバリエーションが豊になりました。
日本にいた時は和食を食べることが多く、今ほどサラダを食べませんでした。サラダを足さなくても味噌汁や、野菜のおかずがあれこれつくからです。サラダというと、レタスなどの葉物と、あとは適当にトマト、玉ねぎ、きゅうでほぼグリーンサラダ一択でした。時々作ってキャロットラペくらい。あとはお惣菜コーナーやレストランにお任せでした。
ドイツではほぼ自炊で、和の食材は手に入らないものがあり、あとは相方の好みもあり、食事が洋食になることが増え、サラダや西洋野菜の世界を探究するようになりました。果物を入れるのもそんな中で覚えたテクニックの一つです。
冒頭のサラダはラディッチョとビーツ、にんじん、エシャロット、オレンジのサラダです。オリーブとアーモンドをスライスしてのせました。ドレッシングはオリーブオイルとバルサミコ酢、塩、こしょうです。ディープな紫色をベースに、ここにはオレンジだろうと色でも遊んでみました。
お店で見かける果物の入ったサラダは、グリーンサラダにりんごのスライスやナッツ、フェタチーズを組み合わせたサラダです。これはド定番で、うちでもよく作ります。
季節ものだと、春のグリーンサラダに白アスパラガスといちごを組み合わせたサラダも定番です。夏は以前日本で流行っていたももモッツァレラもいいですね。夏はベリー類や生のいちぢくをサラダに入れるのもおすすめです。秋はブドウ、ぬめっとした洋梨を使っても。冬は上に書いたオレンジやりんごを使います。
(余談ですが、果物はピザにも使えて、ぬめっとした洋梨とブルーチーズをのせて焼いて、最後に蜂蜜をたらすと、重い赤ワインは秋冬の大人の味です。)
あとは、トッピングに使えるものでは、ざくろははキラキラきれいでサラダが華やぎます。トッピングや生の果物がないときにはドライフルーツが便利です。レーズン、イチヂク、デーツなどはそのまま食べてもおいしいし、お酒のつまみにもなるのでおすすめ 😁
サラダについては下の2冊の本の影響を多大に受けていると思います。Deborah Madisonの青い本はベジタリアンのバイブルともいえる野菜料理の本で、まったく写真がありませんが、読み物というか辞典として楽しめます 😅
- Deborah Madison 著 『The New VEGETARIAN COOKING for Everyone』
- Mindy Fox 著 『Salads: beyond the bowl』
足を踏み入れると深いサラダ沼、果物入れるところから是非どうぞ 🥗