ホットドッグにワインは合うのか?
みなさんこんにちは。今回は久しぶりに、あの企画をやってみたいと思います。その名も・・・
「〇〇にワインは合うのか?」(笑)。
そして、今回のお題はこちら!
自家製のホットドッグです(笑)。
バターを塗ったパンに炒めたキャベツと刻みスイートピクルス、そしてソーセージは、豚肉のジューシーな旨味が楽しめる米久さんの「スーパーブーBOOホワイトあらびき」を使いました。
もちろん、このままでも美味しく食べられるのですが、やはりホットドッグと言ったら・・・
ケチャップとマスタードは欠かせません!
今回マスタードは、少し甘みのあるハニーマスタードをチョイスしました。
では、まずは白ワインから合わせてみたいと思います。今回は、白ワインの王道であるシャルドネを用意してみました。
このシャルドネは、熟した果実のニュアンスやオーク樽由来の甘香ばしいニュアンスが特徴です。
さっそく合わせてみると、ピクルスやケチャップ、そしてマスタードの酸味とシャルドネが持つ豊かな酸味が同調し、マスタードやケチャップ、スイートピクルスの甘さをワインが持つフルーティーなニュアンスがバランスよく受け止めます。そして、豚肉の旨味を含んだジューシーな脂やパンに塗ったバターの風味と、シャルドネが持つ少しオイリーで乳製品的な質感が同調し、よく合う結果となりました。
続いては、赤ワインに挑戦してみたいと思います。まず最初に用意したのはピノ・ノワールです。
(先ほど半分頂きました(笑))。このピノ・ノワールは、まだ若いのですが少し熟成感や複雑味のある味わいが特徴です。
実際に合わせてみると、ワインの酸味とマスタードやケチャップ、ピクルスの酸味が合い、同じくそれぞれが持つ甘さとワインの持つ赤いベリー系の果実感と甘いニュアンスが上手く同調していました。そして、ソーセージの旨味をピノ・ノワールが持つ柔らかいタンニンがバランスよく受け止め、なかなかの好相性を見せてくれました。
そして、最後にもう一種類だけ、ジンファンデルと言う品種の赤ワインを合わせてみました。このジンファンデルは、赤い果実のジャミ―で濃厚な味わいが特徴で、甘口のバーベキューソースなんかと相性が良いとされています。
さっそく合わせてみたのですが、マスタードやピクルスの爽やかな酸味をワインが持つ濃厚な果実の重さで少し消してしまっているような感じはありましたが、ホットドッグの甘みとは同調し、タンニンもソーセージのジューシーな旨味には合っていました。まあ、悪くはないと言った感じでしょうか(笑)。
こんな感じで、いくつかワインを合わせてみましたが、まあ結論からすれば・・・
「ホットドッグにワインは合う」
と言う事になりそうです。中でも、一番相性が良いと感じたのは最初に合わせたシャルドネでした。ただ、個人的にはホットドッグだったらやはりビールとか、なんならコーラと合わせたいなと思ってしまいました(これを言ったら本末転倒ですが(笑))。そして、一度でいいからアメリカの球場でメジャーリーグを見ながら、ホットドッグとビールを楽しんでみたいものです(ベタかな?)。