ブドウ栽培日記2 #2

ブドウ栽培日記2 #2

みなさんこんにちは。園芸素人の私がブドウ栽培に挑戦すると言うこの企画、前回はあまりにも遅すぎるブドウの剪定と、鉢増し作業の様子をお届けしました。その後のブドウ達の様子が気になる所ですが、今回お届けするのはそのブドウ達ではなくて・・・

こちら!そうです、剪定された枝の方です(笑)。こんな枯れたような枝を一体どうするの?と思われるかもしれませんが、実は私にはある考えがありました。それは・・・

「挿し木」でブドウを増やす!と言うもの。

「挿し木」とは、枝など株の一部を切り取り発根させる事で増やしていく方法で、何を隠そう私のブドウ達も、元は友人から頂いた枝(挿し穂)を使って挿し木で成長させたもの。と言う事は、今回も同じ方法で増やせるのではないかと単純に考え(笑)、枝を捨てずに取っておいたのです。さっそく、その剪定された枝を見てみると・・・

こちらはカベルネ・ソーヴィニヨンですが、まだ葉っぱが付いていたので・・・

葉っぱを全て取り除いてみる事に。・・・う~ん、こうやって見てみると、意外と細いしクネクネし過ぎてる気が(笑)。とりあえず・・・

剪定した部分を斜めに切ってみる事に(切り口の面積が大きい方が発根しやすくなるため)。すると・・・

ちゃんと切り口が緑色をしていました(枝が生きている証拠)!続いては・・・

もう一方のカベルネ・ソーヴィニヨンの枝。こちらは、支柱に巻きひげが絡みついていたので、まずはそれを外します。

次に、こちらは二つに枝分かれしていて、このまま挿し木が出来るのかわからなかったので・・・

枝分かれしている部分でさらにカットし・・・

2本の枝にしてみました。そして、同じように切り口を斜めにカットしてみると・・・

こちらも、両方緑色をしていて健全な状態のようでした!最後は・・・

シャルドネの枝。こちらは、もう片方の枝が風で折れてしまったのでこの1本だけですが・・・

同じように切り口を斜めにカットして・・・

枝が生きている事を確認!これで・・・

カベルネ・ソーヴィニヨンの枝3本とシャルドネの枝1本の挿し木が完成!ついでに・・・

挿し木用の鉢も友人に用意してもらい、この日は帰宅しました。

さて、この挿し木ですが、通常は1月頃に剪定した枝を保管しておいて、鉢植えをする春に一晩ぐらい水に漬けて吸水をさせるのですが、今回は全くの例外(笑)。どうしたものかと考えていましたが、当然答えが出るはずもないので(笑)・・・

とりあえず漬けてみました(お馴染みの正雪の瓶。もちろん中身は日本酒じゃないですよ(笑))。

あとは、一晩置いてから鉢に植えるだけですが、果たしてこの対応で合っているのか、正直不安しかありません(笑)。そもそも、剪定の時期が遅い云々の前に・・・

挿し木の太さが全然違うんですよ(笑)。これは、去年私が友人から頂いた挿し穂の写真ですが、見比べてみると一目瞭然(笑)。おそらく、普通は樹齢が何年か経って枝にそこそこの太さがあるものを挿し木として使うはず。私の場合は、去年挿し木にして成長したブドウの枝を翌年に再び挿し木にすると言う、きっと素人にしか思い付かないようなハードな手法なんだと思います(笑)。まあ、今回は上手くいったらラッキーぐらいの気持ちで考えてはいますが、メインのブドウ達共々、今後も目が離せない状況がしばらくは続きそうです。ぜひ次回のブドウ栽培日記もお楽しみに!

Remaining : 405 characters / 5 images
100

Sign up / Continue after login

Related stories

Writer

ワイン、日本酒、音楽、サッカー、アウトドア好きです。お酒にまつわる面白い話を書いています。また、ネットでワインショップ「LIFE WITH SAKE & WINE」をオープンしました。10%オフクーポン「open2021」(お1人様1回有効期限無し)ご用意したのでぜひご覧下さい!

Share

Popular stories

芸能人格付けチェック、なぜ白ワインと赤ワインを間違えるのか?

1545

シャインマスカットで飲む

1420

シンポジウムの語源にワインあり?

927