目指せトップLightning Networkノード。Diamond Handsプロジェクト始動

目指せトップLightning Networkノード。Diamond Handsプロジェクト始動

ビットコイナー反省会の視聴者やSpotlightのユーザーを巻き込みながら、参加者にビットコインのボーナス報酬などのインセンティブを渡しつつ、一緒にLightningのトップノードを目指す「Diamond Handsプロジェクト」を始めます!

この記事で概要や参加方法などを紹介するので、是非一緒にLightningについて色々実験したり、新しいユースケースを試したり楽しみつつ、参加者へのビットコイン報酬もゲットしてください。なお、スタート時点ではDiamond Handsプロジェクトに参加するには自分でLightningのノードを運用している必要がありますが、実験を継続しながら少しづつモバイルウォレットユーザーなどにも参加できるように拡大していく予定です。

この「Diamond Hands」というのは自分(東)とSpotlightの小川さんで運用しているLightningノードの名前でもあります。これは最近人気になっているMeme、俗語の一つで、日本語で言えば「握力」とか「ガチホ」とかそういう感じの意味でしょうか。Elon Muskもネタみたいな感じでツイートしていたので見たことある人もいるでしょう。

このネーミング自体に特に深い意味はないですが、まだこの名前を使っている他のノードがなかったのと、何となく面白い名称でしっくり来たのでプロジェクト名をDiamond Handsに決めました。

Diamond Handsプロジェクトの概要

チャネルを貼ってきてくれた人たちへビットコインを配ります

東&小川が運用するLightning Networkノード「Diamond Hands」にLNのパブリックノードからパブリックチャネルを開設することで、提供したビットコインの金額(流動性)に応じてノンカストディアルな形でビットコインによる報酬を受け取れます

Lightning Networkでの送受金手数料を安くします

Diamond Handsはビットコイン報酬を渡すだけでなく、チャネルをつないでくれたユーザーが手数料が比較的安く、安定してLNの上の送受金ができるように、裏でバランス調整します。(逆に言えば、つながるノードの選択が悪いと、LNでは手数料が高く送金が失敗することがよくあります)

他のノード運用者にトランザクションを流します

チャネルを開いてきてくれたルーティングノードの為に、常にチャネルのバランスが偏らないよう能動的に手数料を調整しつつ、トランザクションがパートナーノードにも流れるように努力します。ノード運営者同士で協力することで、お互いに捌けるトランザクションが増えます

一度チャネルを開設すれば他のユースケースにも応用可能

より多くのユーザーがDiamond Handsにチャネルを開設してくれることで、Diamond Handsのルーティングノードとしての評価や実績も向上します。ノードの存在感が相対的に増すことで、その他の企業やプロジェクトとのコラボレーションや交渉もしやすくなり、それをさらにパートナーのノードへ還元したり、一度チャネルを貼るだけで、どんどんベネフィットやユースケースを発展させられる可能性があります。

特に一番面白いポイントとしては、チャネルをつないできてくれたユーザーに、チャネルの大きさ(ロックするビットコインの金額)次第で、ノンカストディアルな状態を維持したままインセンティブを配ってみる、というところだと思います。このようにすることで、反省会などの視聴者に一部還元しつつ、ノードを運用する人が増え、自分たちのLightningノードのポジショニングを強化していく、というのをまとめて実現できるようにしばらく試していくつもりです。

なぜやろうと思ったのか?

Diamond Handsプロジェクトはシンプルに言えば、自分たちの運営するノードにLightningのチャネルを貼ってきてくれれば色々ボーナスをあげますよ、というコンセプトですが、そもそもなぜここまでしてユーザーからLightningのチャネルを貼ってきてもらう必要があるのでしょうか?

ここらへんについては以前Bitcoin Pizza Dayの時のLN特別放送で、ルーティング運用の基本や今の所の印象について話しているので、まだ見ていない人は是非そちらも見てください。

自分たちの主なモチベーションとしては、

  • ルーティングノードを個人として運用するにはリソースや手間の限界があり、一人でやるよりその他のユーザーにチャネルを貼ってきてもらえれば、より素早く効率よくノードを成長させられるから。
  • 以前から反省会の視聴者などに何かしらの形で還元したいということを考えており、Lightningを利用して効率的にお金を配りつつ、Lightningを実際に使う人の数を増やしたり、ユースケースの実験の場として盛り上げたい
  • カストディアルなLightningではなく、自分のチャネルを自分で管理するノンカストディアルなLightningを使用するユーザーを増やしつつ、ノンカストディアルLNユーザーにだけ与えられる持続的なメリットやインセンティブの仕組みを作れないか試行錯誤したい

などを考えています。

Diamond Handsノードは、4月初旬から運用2ヶ月ちょっとで現状月に1BTCほどのビットコインをルーティングしています。トランザクション数は合計800ほど。ノード合計キャパシティは現在2.45BTCで、チャネル数は24です。(ここらへんのデータは1MLのノードページで詳細確認できます)

2ヶ月ちょっと運用して大分コツが掴めてきたので、ルーティング金額とトランザクション数はここから多分すぐに倍増くらいは出来ますが、トップのAcinqのノードは、キャパシティが164BTC、チャネル数は約2000なのでまだまだ遠く及ばない感じですね。ここから日本のユーザーも巻き込んでなんとかトップに食い込んで行きたい、という感じです。


Diamond Handsプロジェクトへの参加方法

プロジェクトに参加するには、Lightning Network上のルーティングノードを用意し、Diamond Handsのノードあてにパブリックチャネルを開設する必要があります。

中長期的にはフルノードを運用していない人でも同様に気軽に参加できるやり方を企画、準備していますが、まずはラズベリーパイなどでLightning Networkノードを保有している人のみが参加対象となります。

今の所Umbrelを使ってラズベリーパイでビットコイン&Lightningのフルノードを運用するのが一番簡単なやり方です。ありがたいことに具体的なセットアップ方法などのチュートリアル動画や記事がすでにあるので、それを見れば興味のある人なら初心者でも始められます。以下に特にわかりやすそうな説明ソースをいくつか紹介するので、これを見ながらやってみてください。

Nayutaの森山さんによるUmbrel設定のチュートリアル動画


ごっつさんのUmbrel設定解説記事(動画解説つき)

こちらの記事では具体的にAmazonのリンクなど含めてどこでラズパイや必要なセット一式を買ったかなど含めて紹介しているので、何を買ったらよくわからない人はここからスタートできます。

追記(7月9日)

金光さんがUmbrelのセットアップ方法やトラブルシュートに関する記事のまとめNotion記事を用意してくれました。何か有用な関連リンクを見つけたら、みんなでここに随時リンクを追記して、こちらのノートを随時最新状態にするようにしましょう。

Umbrelなどでフルノードの同期が終わったら、Diamond Handsのノード情報はこちらの1MLのページから確認できるので、ここに自前のビットコインを使ってチャネルを貼ってきてください。最小チャネルサイズは100万Satoshi(0.01btc)に設定しています。もらえる報酬はチャネルサイズに比例するので、どれくらいの大きさのチャネルを貼るかには戦略性があります(後述))

追記(7月12日)

Umbrelのセットアップ方法に追加で、Diamond Handsへのチャネルの接続方法と、インバウンドキャパシティの入手方法についてごっつさんが追加でチュートリアル動画を作ってくれました。ここまで設定すれば、Diamond Handsでビットコイン報酬を貰えるところまで準備完了です。

チャネルが開けたら、Diamond Handsからビットコイン報酬を受け取る為にDiamond HandsとのInbound capacityを作る必要があります。

これを設定するには、チャネルを開いた後に、BreezやBitfinexのノードなどを通してリバランス(循環ペイメント)をするか、循環ペイメントが出来ない場合は別途Breezなどのウォレットや、Tippin.me、もしくはLightning対応した取引所などのアカウントを用意し、自分のノードからDiamond Handsとのチャネル経由で別ウォレットに送金してもらえれば、送金した金額分だけInbound capacityを合成することが出来ます。

チャネルを開設して、十分なInbound capacityの準備が出来たら、後はノード運営者は特にやることはありません。チャネルとInbound Capacityさえ維持してくれれば、LNのKeysendという機能を利用してDiamond Handsから自動的に報酬のビットコインをプッシュ送金して配ります。

ここらへんについてはやり方やコンセプトがよくわからない人もいるとは思うので、ラズパイとUmbrelを利用したわかりやすいフルノードの設定方法や、Inbound capacityの概念や作り方などについては後ほど記事などで説明しようと思います。他にも、Diamond Hands用にTelegramグループも作ったのでそちらに参加して質問してもらえばできる限り回答します。

少し話はそれますが、知り合いが運営しているノードにビットコインを使ってチャネルをつなぐ行為は、ある種の名刺を交換する行為だったり、Facebookの友達申請みたいなイメージが自分にはあります。今後自分でビットコインのノードを家で運用する人が増える世界線が来た場合、「お互いにチャネル張り合おうぜ」みたいな親睦の確認や、ソーシャルコミュニティの形成としてのやり取りが増えるんじゃないか、とちょっと想像が膨らみますね。(自分たちは海外のユーザーとかとすでにこういうやり取りが出てきています)

Diamond Handsからもらえるビットコイン報酬の金額はどう計算される?

ビットコインのボーナス報酬は、Diamond Handsにつなぎに来ているチャネルの流動性のシェアにより決まります。特に最初はかなりシンプルな計算方法をするので、とりあえず具体例を出します。

仮にDiamond Handsのノードに5つのチャンネル(5人のユーザー)が開設されていて、それぞれ同じ大きさの100万サトシ(0.01BTC)のチャネルだとします。このときのDiamond Handsの合計キャパシティは500万サトシで、それぞれのチャネルの流動性シェアは20%ずつです。

この状態で例えば自分が単独で追加で500万サトシのチャネルを新規に開設すれば、全体のキャパシティ量は1000万サトシに、自分の流動性シェアは50%になります。もし100万サトシ(約4万円)の報酬を全体に配るとしたら、シェアを50%持っていれば50万サトシ(約2万円)を受け取る事ができます。

このように自分のチャネルの大きさと他のチャネルの相対的な大きさで流動性シェアが決まるので、大きなサイズのチャネルを開設した人が基本的には有利になります。また、参加する人数が少なければ、提供するビットコイン金額がかなり小さくても、受け取れるビットコイン報酬は大きいかもしれません。極論参加者が一人だけだったら、チャネルのサイズに関わらず100%のビットコイン報酬はその人に送られます。

では、具体的にどれくらいの金額のビットコインをどれくらいの頻度で配る予定なのか、という話ですね。

チャネルをつないで来てくれたユーザーに配るビットコインの頻度と金額は状況を見ながら、とりあえず自分で集権的に変更していく予定なので、長期に渡って細かい約束はできないです。ただ目安があったほうがわかりやすいので、最初の1ヶ月はテスト配布も含めて、毎週日曜に以下の金額を参加者のシェアに応じて配ります。

6月27日(テスト配布):30万Satoshi(0.003btc) 
7月4日:60万Satoshi(0.006btc)
7月11日:70万Satoshi(0.007btc)
7月18日:80万Satoshi(0.008btc)

という感じで最初の一ヶ月でとりあえず合計240万Satoshi(0.024btc≒8万円くらい)を参加者に配ってみようと思います。やってみないとどれくらい参加者が来てくれるかはわからないですが、特に最初の方は参加者もあまり多くないので結構楽にStacking satsできるかなと思うので、すでにフルノードを持っている人は是非気軽に参加してください。

ビットコイン報酬の原資はどこから来てる?

元々ビットコイナー反省会の視聴者などに何かしらの形で還元したいと思っていたので、反省会のスポンサー広告売上の一部をこちらのDiamond Handsのビットコインプレゼントに回します。(今反省会でスポンサーしてもらっている企業は、クリプタクトビットバンクシグノスです)

またそれに追加で、Lightningを使ったノンカスディアルオークションサイトPaddleを利用して、反省会でのシャウトアウト権利を不定期でオークションで販売する予定です。こちらは実質半分くらいは反省会の応援のための寄付(スパチャ)みたいな感じになると思いますが、Paddleオークションで集まったビットコインは大部分Diamond Handsプロジェクトのユーザー還元に回そうと今の所考えています。

他にも将来的にはLightning上でルーティングで稼いだ手数料を一部バックしたり、他の企業やプロジェクトと何かしらコラボをした時に、Diamond Handsプロジェクト参加者に還元できる方法があるんじゃないかと想定、企画しています。

とりあえず当面は自腹でビットコイン報酬を配りつつ、将来的にはもう少し持続的にプロジェクト参加者に報酬を供給できるように工夫、実験していくという感じです。

また、個人的な裏の目標としては、Diamond Handsのプロジェクト参加者であれば、2年以内にラズパイやSSD購入などフルノードの準備に必要な2万円程度のコストの元をとることができるようになり、日本でもフルノードの運用者が増えるきっかけになれば良いなと思っています。

というわけでとりあえずまずはLightningノードをすでに持っている人向けからですが、気軽に参加してきてもらって、一緒に色々試したり、情報交換、学習していきましょう。こちらのテレグラムグループにも是非参加してください。

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