世界が認めた都農ワインを飲んでみた
みなさんこんにちは!今回は初の試みとして、ワインの試飲レビューを書いてみたいと思います。もし評判が良ければ、今後も挑戦してみたいと思っております(笑)。では、さっそくいってみましょう!
今回ご紹介するのはこちらのワイン!
都農ワイン 牧内キャンベル・アーリー ロゼ 1,620円(税別)
え、空き瓶の写真(しかも汚れてるし)!?
と思われた方、申し訳ありません!あろうことか、飲む前に肝心の写真を撮り忘れると言う大失敗をしました(笑)レビュー投稿としては失格ですが、今後は忘れないように注意しますので、大目に見てやって下さい!
と言う事で、まずは簡単にワイナリーの説明からしたいと思います。名前からも分かるように、こちらは日本の宮崎県のワイナリーで、都農(つの)と読みます。
元々宮崎は、台風や雨が多い地域でブドウ栽培には適さないと言われてきました。事実、年間降雨量は4,000ミリ以上と世界のブドウ産地の5~8倍以上、更に収穫期には台風による被害もあります。
そんな悪条件の中、ワイナリーの方々は様々な工夫をしているそうです。例えば、ブドウ畑の周りに防風林を植えたり、レインカットと言うビニールをブドウの樹の上に張って、雨を防ぐ方法などです。
これがレインカット(実際の都農ワインの畑、周りが防風林)。
そしてその他にも、栽培や醸造の様々な努力をされた結果、国際的に権威のある英国のワイン百科(ワインリポート2004)に載るなど世界からも注目をされるようになりました。そのワインが、このキャンベル・アーリーのロゼでした。では、試飲してみましょう!
まずは外観からですが、非常に輝きのある、さくらんぼやアセロラを思わせるロゼ色がとてもキレイです。
こんな感じです(画像が鮮明でなくてすいません)。
続いて香りは、イチゴやチェリーなどの赤い果実の甘い香りに、少し柑橘系のニュアンス、更にはマスカットのようなブドウっぽさもほのかに感じられます。とてもイキイキとしてハツラツな印象です。
最後は味わいです。アルコール度数が9%と、普通のワインよりも低めなので軽やかに最後まで楽しめそうです。そして、若干糖分を残した造りなので中辛口ぐらいの印象ですが、酸味がバランスよくある事で食中酒としても楽しめるスタイルです。実際にイチゴやチェリーなどを頬張っているかのような、ジューシーなフルーティーさがあり、ちょっぴり甘酸っぱいチャーミングなロゼワインです。
合う料理としては、鶏肉のから揚げや、豚肉をハーブやコショウで味付けしたソテーなど、油のある料理にはこの甘酸っぱさが油っぽさをうまく中和してくれるのでおススメです。他には、甘辛い醤油を使った照り焼きや煮物など、更には焼き肉なんかも合いそうです。このワインの味わいは、赤い果実を使ったソースのイメージと重なるので、そう言ったソースを添えて食べたら美味しそうな料理には合うと思います。
あとは、甘酸っぱさに注目すると、中華料理の肉団子や酢豚などの甘酢あんかけ的な料理や、エビチリなんかもピリっとした辛みをワインの甘みが包み込んでくれるので、相性は良いと思いました。
いかがでしたか?私なりに味わいが伝わるように表現してみました(笑)。今回のワインは、とても合わせる料理の幅が広いので、使い勝手が良いと思いました。そして何より、日本ワインの品質の高さと、それを支えているワイナリーの方々の日々の努力を知る事が出来ました。本当に感謝です!みなさんも、ぜひ世界が認めた都農ワインを試してみて下さい!