ビットコインでイールドファーミング
昨年はDefiが流行りました。今年はそれに続くかのようにCefiが盛り上がっています。その理由は、Defiは手数料が高すぎ、より手数料の安いCefiの方が魅力的だからではないでしょうか。いずれにしても、両サービス共にイールドファーミングによる高利回りな銘柄が人気です。既存の金融商品にも高利回りな銘柄はありますが、Defi・Cefiの利率の方が比べ物にならないほど高く、それゆえにイールドファーミングブームを引き起こしています。
ビットコインを買ってHodlするという投資戦略はシンプルかつ手堅いですが、イールドファーイングみたいな面白さには欠けるのかもしれません。そこで今回はビットコインを使ったイールドファーミングについて紹介していきます。ビットコインのイールドファーミングによる運用の利回りは他のDefi/Cefiに比べて低いですが、ビットコイン好きなユーザーは多いと思うので、ぜひ参考にしてください。
Defi型
Lightning
概要 :ライトニングはビットコインのオフチェーン技術で、数百万件/秒の取引を可能にしたスケーリングソリューションです。0承認による高速送金や低手数料が特徴なライトニングですが、このライトニングノードを運用することで、金利を稼ぐことができます。具体的にはビットコインを特別なマルチシグアドレスへデポジットし流動性を提供し、ライトニングネットワーク上でビットコインの送金リレーを中継することで、金利を得ます。
リスク:流動性資金がホットウォレットに存在する。
利回り:0~5%
Lightning Pool
概要 :ライトニングプールは、ライトニングのチャネルを売買するためのオークション市場です。参加者は売り手(出品者)、買い手(入札者)、競売人で、ビットコインのスマートコントラクトを使って落札時の清算処理およびチャネル開設を自動実行しています。買い手はチャネルの開設をしてもらう代わりにチャネル容量に応じたプレミアムを売り手に支払います。
リスク:新興サービスなためバグがある可能性あり。
利回り:0~5%
Cefi型
レンディングサービス
概要 :BlockFiやCygnosはユーザーがビットコインを貸し出すことで、その資金を元に運用をしてくれるサービスです。
リスク:カウンターパーティリスク
利回り:3~6%
ChainMarket
概要 :ライトニングのオフチェーンコインとビットコインのオンチェーンコインを交換するためのマーケットです。etleneumというCefi型スマコンプラットフォーム上にあります。Makerは自身が持っているオフチェーンコインと引き出し先オンチェーンアドレスをデポジットします。Takerはそのオンチェーンアドレスへコインを送金することで、Makerのオフチェーンコインを引き出すことができます。Makerの指定したFeeとTakerが実際に支払ったオンチェーンTxのFeeの差額をTakerが得ることができます。
リスク:カウンターパーティリスクやコード内にバグがある可能性あり。
利回り:N/A
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以上、ビットコインのイールドファーミング運用ができるサービスを紹介しました。個人的にもライトニングのノード運用でどれくらいの利回りがでるか検証してるので、こちらも読んでみてください。