イーサリアム2.0のステーキングを“Node as a Service”としてリリースします。
ニューカインド( https://neukind.com )は「Node as a Service(以下、NaaS)」として、Ethereum(以下、イーサリアム) 2.0 のバリデーターノードを簡単に扱うことができる新しいサービスを開始します。
イーサリアム2.0 のデポジットコントラクトへステーキングされるETHが、イーサリアム 2.0のメインネット、Beaconチェーンのローンチに必要とされる 16,384バリデーターに、11月24日到達しました。イーサリアム2.0メインネットビーコンチェーンがアクティブになると、ちょうど7日間後の12月1日からステーキングがいよいよ開始されます。
ニューカインドではもっとも簡単で安全にイーサリアム2.0をノンカストディアルでステーキングする方法を考えてきました。行き着いたのが「NaaS」として、ユーザーにイーサリアム2.0のステーキングしてもらう方法です。
ニューカインドは2年半近くに渡って、ブロックチェーンプロダクトを開発してきました。PoS(プルーフオブステーク)に関して、すでに、Horizen(ZEN)のステーキングノードをはじめ、6,000台以上も運用してきた実績があります。「NaaS」は、既存のクラウドではなく、独自に開発された「NeuNode(ニューノード)」の上に構築されています。
AWS、GCP,Azureなどのクラウドサービスでステーキングノードをホストする場合、想定よりも多くのプラットフォームリスクを負う可能性があります。予期しないクラウドの停止が発生した場合、個々人のステークした仮想通貨(暗号資産)だけでなくネットワーク全体の状態も脅かされます。 ETHのDapps(ダップス)のクラウドサービスへの依存は、分散型社会を標榜する仮想通貨事業者が、中央集権的なクラウドサービス上のノードに依存するという皮肉な結果を生み出しています。
ニューカインドでは、ブロックチェーンの分散型台帳の持つ全てが同じデータを所有していることを利用して、可能な限り地理的にノードを分散バックアップする方法を考えました。また、将来的に完全に各ノードが独立分散して稼働することを目指しています。
多くの仮想通貨(暗号資産)投資家にとって、イーサリアム2.0は、イーサリアムエコシステムに投資するよい機会です。ただし、独自にノードを構築しようとする場合、要求されるテクノロジーに対する知識とノードメンテナンスは大きな障害です。また、ステーキングプールに参加することは、プール運営事業者の安全・信用リスクに依存することになります。
ニューカインドの「NaaS」を使用するために、各ユーザーは、秘密鍵(withdrawal key)を共有する必要はありません。バリデーターキーのみをノードに共有するノンカストディアルでイーサリアム2.0のステーキングをすることができます。ユーザーのETHはユーザーの同意なしに移動されることは決してありません。
イーサリアム2.0以外のブロックチェーンについても、随時対応予定です。既存のクラウドを利用していないため、既存のクラウドを利用して独自にノードを立ち上げるよりも、コストが抑えられます。各ブロックチェーン・プロトコル開発のためのAPIも実装される予定です。
ブロックチェーンのサービス開発にあたって、パブリックのブロックチェーンのAPIを利用する場合、APIの利用数制限にひっかかったり、APIの反応が非常に遅い場合があります。そのような場合でも、ステーキング用のノードとしてではなく、フルノードとしてニューカインドの「NaaS」サービスを利用していただくことで、ご自身のサービスをスムーズに開発・運用することが可能になります。また、近い将来ノーコードでスマートコントラクトのアプリが「NaaS」上で実装できる機能も開発予定です。
イーサリアム2.0のステーキングをはじめてみたいけど、32ETH(200万円ぐらい!!)必要なのかと打ちひしがれたあなたも、まずは、HP( https://neukind.com )のニュースレターにメールアドレスを登録してみてください。ニューカインドからの最新情報をお届けします。