Monaparty pins Monacard
タイトルの意味が分からないなら、この記事を読むと解ると思います。
上掲記事にある通り。永続的なコンテンツを扱いたい者にとって、IPFS の最大の問題点は、誰かが pin してくれないとコンテンツが消えることです。
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他方、モナカードの弱点の一つが、Monappy や Imgur がサービス終了すると画像が失われることです。別のサービスを使ったとしても、誰か個人がバックアップを取っていても、同じです。
そして、モナカードの期待寿命は、モナパーティのノードの寿命と同じです。モナパーティの全ノードがサービス終了したら、モナカードは意味を成しません。(紐付いた画像の美術的価値は残りますが、モナカードとしては使えません)
踏まえると。モナパーティのノード群に、モナカードの画像やメタデータを保持させるのが、最も合理的です。
そして、モナパーティのノードは誰でも建てられますし、各ノードそれぞれのサービス終了は有りえます。栄枯盛衰諸行無常。無職業者BOTの中の人も、そのうち死ぬでしょうそのとき monaparty.me は巻き添えで死ぬ可能性が高い。しかし他のノードは生き続けるかもしれません。いまのところ。
こういった状態の下で、リスク回避のため、それぞれのノードがモナカード関連情報を分散して所有したい。どうすればよいでしょうか。
大多数のモナパーティのノードが、IPFS ノードとしても動作し、それぞれモナカード関連情報に対して pin すればよいわけです。どれを pin すればよいのかはモナパーティ経由でモナコインのブロックチェーンに刻み込みます。pin すべきコンテンツの情報はモナコインの全ノードが死ぬまで消えません。
仮にどこかのモナパーティのノードのサービス終了やストレージ障害などで、そのノードのモナカードが失われても、他のモナパーティのノードが pin していれば、復旧できます。
モナカード関連の情報、とくにサイズの大きな画像は、 IPFS 、つまりオフチェーンに置かれます。よって、モナパーティとは関係ないモナコインのノードに、迷惑を掛ける心配もありません。
というのが、ほわいとぺーぱーに書いたことです。噛み砕くと、本稿になります。