Jetson(Ubuntu 18.04)でUmbrelをインストールして、Lightning Nodeを動かすまで。

この記事ではJetsonにUmbrelをダウンロードしてLightningノードを動かすまでの手順を書きます。先人の方のありがたい記事のおかげで僕も動かすことができたので恩送りの気持ちで書いています。Nodeの収益化などについてはまだ何も分からないので、収益化したい方は他の記事を探してみてください。

ちなみにこちらの記事にお世話になりました。

https://hyper-text.org/archives/2021/11/raspberry_pi_4_umbrel_bitcoin_node.shtml

*セットアップが完了して2週間後に書いてる記事なので、多少間違いがあるかもしれません。その場合はお手数をおかけしますがコメントください。

1. Jetsonのセットアップ(Ubuntu 18.04がある人はスキップしてください。)

https://developer.nvidia.com/embedded/learn/get-started-jetson-xavier-nx-devkit#prepare

Nvidiaの公式ドキュメント通りにインストールしてください。
(ちなみに僕のJetsonはxavierになります。)

セットアップが無事に終わるとUbuntu 18.04がインストールされます。

2. 次に必要なものを準備します。(先に書けばよかった、、)

  • 1TB 以上の容量がある SSD 
  • LAN ケーブル


ちなみに僕はこちらのSSDカードを購入しました。どれが良いのかは分かってないので自分の好みに合わせて購入してください。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08P4BMS46/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o04_s00?ie=UTF8&psc=1

3.Umbrelのインストール先をSSDにするための設定を追加

こちらの内容はコミュニティに書かれている内容になります。

https://community.getumbrel.com/t/recycling-old-hardware-to-run-umbrel-on-ubuntu/2022

専門家ではないので詳細は不明ですが、SSDのファイルシステムをEXT4に変更します。

(画像は上記のリンクから。Format Volumeは確かこの記事を参考に操作しました。https://www.ubuntubuzz.com/2020/02/how-to-format-disk-drive-with-ubuntu-disk-utility.html)

そしてターミナルで下記を実行

lsblk -f

SSDのuuidを取得します。

マウント先のフォルダ作成

sudo mkdir /mnt/umbrel
vi /etc/fstab

をして下記を追記(uuidは変更してください。)
UUID=663b34b6-e2f2-4a7e-8929-f95f5d5a7195 /mnt/umbrel     ext4   noatime,nodiratime,defaults 0       2

Jetsonを再起動してマウントが上手くいっているか確認してください。

4. Umbrelのインストール

マウントが上手くいっている場合は
cd /mnt/umbrel
curl -L https://umbrel.sh | bash

を実行してください。(/mnt/umbrel/umbrelが嫌な人は良い感じにお願いします。僕は怠惰でした。)

試しに起動するか確認してみましょう。
sudo ./scripts/start

起動が完了するとターミナルの最後の方にwebから確認できるURLが出力するので、そちらから確認してください。(基本ローカルIPから入れると思います。)

5. 自動でUmbrelが起動するように設定を追加

次にJetsonを再起動するたびに自動で起動するように下記の設定を加えてください。
(シャットダウンする時には自動で停止します。)

sudo vi /etc/systemd/system/umbrel.service

[Unit]Description=Umbrel scriptsAfter=network.service NetworkManager-wait-online.service mnt-umbrel.mount docker.service

[Service]Type=oneshotExecStart=/mnt/umbrel/umbrel/scripts/startRemainAfterExit=trueExecStop=/mnt/umbrel/umbrel/scripts/stopTimeoutStopSec=60

[Install]WantedBy=default.target

6. Bitcoin Nodeのインストール

UmbrelにログインしてBitcoin Nodeをインストールしてください。

無事インストールが完了してアプリを開くとBitcoin Nodeの同期が始まります。今までのブロックの履歴を全て取得するので時間がかかります。僕は途中で動かなくなっていたので合計で1週間ぐらいかかりましたが、上手くいくと3-4日でいける気がします。

僕の環境ではJetsonのメモリ(キャッシュ)が食われ途中で落ちるようになっていました。

根本的な解決方法が分からなかったのでcronで定期的にキャッシュ解放をするようにすると上手くいきました。

touch /home/ユーザー名/clear.sh
vi /home/ユーザー名/clear.sh

/sbin/sysctl -w vm.drop_caches=3

↑を記述。

sudo su
crontab -e

*/1 * * * * sh /home/ユーザー名/clear.sh

を記述。

メモリ落ちする場合は上記の設定を追加してみてください。

そして次に

をインストールしてください。
(最初はCore LightningやRide The Lightning (Core Lightning)を使うのかと思っていたのですが正直よく分かりませんでした。こちらを使った方が良い場合は教えてください。他力本願。)

Lightning Nodeをインストールするとwalletのシードフレーズが出るのでメモしてください。

これでLightning Nodeの運用までの準備が整いました。

ここから先は僕もまだ分かっていないので、分かり次第まとめていこうと思います。

*チャネルを開く、インバウンドキャパシティを作る、ルーティングを発生させるのが目標になるとは思います。詳しくは僕が参考にした記事をご確認ください。

https://hyper-text.org/archives/2021/11/raspberry_pi_4_umbrel_bitcoin_node.shtml

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