【Umbrel v0.5】Bitcoin Coreのmempoolサイズを1GBにする
mempoolサイズをうんと大きい1GBにしてLNDが持っている1sat/vBのトランザクションを入れる。そんな時に使う方法。そのTXが承認を得たら元に戻しておくべき。
【mempoolサイズを1GBにする】
1.UmbrelにSSHでログイン
2.bitcoin.confのあるディレクトリまで移動。
cd ~/umbrel/app-data/bitcoin/data/bitcoin/
3.bitcoin.confをコピーしてバックアップとして残しておく。
cp bitcoin.conf bitcoin.conf.orig
ちなみにオリジナルの内容は以下の通り。
# Load additional configuration file, relative to the data directory.
includeconf=umbrel-bitcoin.conf
4.mempoolサイズを1GBとするbitcoin.confに編集。
sed -e "$ a maxmempool = 1000" bitcoin.conf > bitcoin.conf.mod
sudo sh -c "cat bitcoin.conf.mod > bitcoin.conf"
上行でmempoolを1GB(1,000MB)にする設定をファイルの末行に追加したbitcoin.conf.modを作成。
下行でbitcoin.conf.modの内容でbitcoin.confを上書き。
この時パスワードを聞かれるのでUmbrelダッシュボードにログインするパスワードを入力。
以下のコマンドを実行するとbitcoin.confの中身が見える。
cat bitcoin.conf
以下の内容となる。
# Load additional configuration file, relative to the data directory.
includeconf=umbrel-bitcoin.conf
maxmempool = 1000
5.bitcoinを再起動してmempoolサイズを変更する。
UmbrelのダッシュボードでUmbrel再起動する。
Bitcoinだけなら以下コマンドでできる。できるがBitcoinに依存するアプリ(LND、electrs,mempool.spaceなど)が異常終了する可能性がある。
そのリスクを理解して実行すること。
cd ~/umbrel/scripts/
./app restart bitcoin
Bitcoinが再起動完了するとmempoolサイズは1GBになる。
【mempoolサイズを元に戻す】
1.UmbrelにSSHでログイン
2.bitcoin.confのあるディレクトリまで移動。
cd ~/umbrel/app-data/bitcoin/data/bitcoin/
3.バックアップで残しておいたbitcoin.confのオリジナルで編集
sudo sh -c "cat bitcoin.conf.orig > bitcoin.conf"
この時パスワードを聞かれるのでUmbrelダッシュボードにログインするパスワードを入力。
4.bitcoinを再起動してmempoolサイズを変更する。
Bitcoinが再起動完了するとmempoolサイズはデフォルトの300MBになる。
1GBから300MBと小さくするとあふれた未承認TXは削除される。