金継ぎカード(Kintsugi Card) 購入&設定チュートリアル
【注意(2024/5/4追記)】以下に記載したデモ用のHub(hub.boltbardwalett.com)は2024年7月末で停止するようです。これまでに作成されたウォレット内のsatsは、別のウォレットに移動してください。
公式サイト情報
https://boltcardwallet.com/hub.php)
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6/28(水)に開催されたDiamond Hands meet upに参加をしてきました。
仕事の都合で少し遅れて参加をしたのですが、すでにTwitter上では”Kintsugi Card"で遊んでいる?!Yuyaさんたちが。。。
https://twitter.com/ogw_yuya/status/1674006261006991360
会場は毎度おなじみ六本木のTwo Dogs Taproomです。
僕が匿名配送で初めてステッカーを送った赤かぶと(@oidne)さんにもお会いできました!
注目の話題はもっぱらAndGoの原さんがご持参下さった、"金継ぎ(Kintsugi) カード”です。Junstinはtelegramで"Kintetsu"カードと間違えていました(笑)。
金継ぎカードのベースとなるBolt Cardについての詳細はこちらをご覧ください。
原さん曰く、まさしく
DIY自己主権型デビットカード(DIY self-soverign debit card)
ですね。またの名を「グローバルSUICA」。
お店に到着早々に、赤かぶとさんと一緒に1枚ずつ原さんから購入させて頂いたので、早速設定をしてみました。
手に入れた金継ぎカードを使えるようにするためには、管理用の端末(ウォレット)が必要です。現状ではAndroid端末でないと上手くいかないようですので(iOS版のBoltCardWalletも提供始まりました)、以下のものを用意しました。
用意したもの
- 金継ぎカード(Bolt Card) ※AndGoの原さんから購入
- Androidスマホ(Galaxy A7)※昔、楽天モバイル契約した時に1円で貰ったスマホ
- iPhone ※Wallet of Satoshiで入金(チャージ)およびPOS(Point of Sale)モードでNFCの動作確認
セットアップの詳細は、本家ウェブサイトのチュートリアル動画(英語)を見ていただけると分かります。
ここでは、簡単に順を追って日本語で説明していきます。
1. Androidスマホにウォレットをインストールする。
上記の本家サイトにアクセスして、[Android]ロゴを選択し、Bolt Card Walletをインストールします(Google Playストアから検索しても構いません)。
デバイス内の写真、メディア、ファイルへのアクセスを「Bolt Card Wallet」に許可しますか?と聞かれるので、許可を押します。
2. ウォレットを作成する。
アプリのインストールが終わって画面が表示されたら、[Add now]を選択して、新しいウォレットを作成します。
ウォレットを作成すると、スマホが壊れたり失くした時のための復旧用QRコードとキーが表示されます。この画面はセキュリティ上スクリーンキャプチャが出来ません(下の写真は別のスマホから撮りました)。
「OK, I have saved it」(OK 保存したよ)を押します。
ウォレットに名前をつけ、[Connect to your Bolt Card Hub]欄には、
https://hub.boltcardwallet.com
と入力して、[Create]を押します。(2024/5/4追記:上記Hubは2024年7月で停止されます。)
Blue Walletを使っていた方にはおなじみの画面ですね。僕の環境では最初日本円表示でした。金額部分をタップすると、日本円→BTC→sats→と表示を切り替えることができます。
3. 入金(チャージ)
画面下のReceiveを押して、入金(チャージ)しましょう。ここではチュートリアル動画と同額の10,000satsを入金します。以下のような画面が表示される場合がありますが、自信を持って「YES, I HAVE」と答えてください。
10,000satsと入力してインボイスを発行します。
別のウォレットから10,000satsを送ってください。僕はiPhoneのWallet of Satoshi (WoS)から送金しました。
4. 金継ぎカード(Bolt Card)と連携する
ここまでくればあと一息です。画面上部に表示されている[Connect Bolt Card]をタッチします。Alertが表示されますが、そのままOKを押します。
以下の画面が表示されたら、[Advanced▼]を押して開いて、
「Enable Private UID (Hides card UID. One-way operation, can't undo)」にチェックを入れます。
この状態で、Androidスマホの裏に金継ぎカードを当てると、連携が完了です!Yay!
【注意】アプリをインストールしてすぐにここまでの作業を行なったら、以下のような表示がされてNFCが認識されませんでした。
この場合、一度androidを再起動して、再度Bolt Card Walletを立ち上げ直して、正しく認識されました。
5. Wallet of Satoshiで動作確認
それでは、実際に金継ぎカードが利用できるか試してみましょう。iPhoneのWallet of Satoshi (WoS)を開いて、右上のハンバーガーボタンからメニューを開き、[Point of Sale]を開きます。
金額を入力して、緑色のボタンを押します。
画面に表示された[Scan NFC]を押します。
スキャンの準備ができたら、金継ぎカードをiPhoneの背面に近づければOK!
同じタイミングで、androidスマホのウォレットからも引き落としが完了!
6. まとめ
今回は、公式チュートリアルにそって、(おそらく)最も手早く簡単に金継ぎカードを使える様にする手順を説明しました。
完全な形で”DIY自己主権型デビットカード”を実現するには、Bolt Card Serviceサーバーを自前でたてる必要があるため、少しハードルが高いですが、僕も時間見つけて挑戦してみたいと思います。
AndGoの原さん、Kojiさん、ありがとうございました。
7. 追伸
この記事を読まれて、「俺も金継ぎカード欲しい!」と思った方もいらっしゃるかもしれません。明日、Kojiさんと会って、何枚か金継ぎカードを預かってくる予定です。近日中に、匿名配送ライトニングショップ(https://btcln.shop/)で販売をしたいと思います。乞うご期待!
>Alertが表示されますが、そのままOKを押します。
ここでダウンロードされたファイルはとても重要。
ファイルにはBolt Cardに書き込まれた5つのキーが入っている。
Bolt Cardの初期化(ワイプ、リセットとも呼ぶ)するにもカードに書き込まれたこれらキーが必要。
ウォレットアプリを削除してしまったり、サーバ側が壊れた場合はこのファイルのキーで初期化が必要になってくる。