ギャンブルワインでお花見 ~2026年~

ギャンブルワインでお花見 ~2026年~

みなさんこんにちは。また今年も桜の季節がやってきました。例年通り、私は家の近くの桜スポットへと行き・・・

一人お花見(笑)!そして、今年のお供は・・・

新しくなった「翠ジンソーダ」!柚子、緑茶、生姜といった3つの和素材を使用した、爽やかですっきりとした味わいがお花見にもぴったりでした!その後・・・

しばらく桜並木をうろうろしながら楽しんでいると、いつもの友人から集合の連絡が(笑)!そこで、すぐに友人の家(目と鼻の先ですが(笑))に行ってみると・・・

見たこと無いワインを発見!すぐに話を聞いてみると・・・なんと、先ほどリサイクルショップで買ってきた「ギャンブルワイン」とのこと(笑)!ちなみに私のブログではお馴染みですが(笑)、ギャンブルワインとは「リサイクルショップなどで安く売られている、状態のわからないワインを買ってくること」であり、そのワインが美味しければこのギャンブルに勝ったことになり、美味しくなければこのギャンブルに負けたことになる、と言うものです(笑)。さて・・・

それではさっそく、このワインの出自について調べてみると・・・どうやら「シモンシッヒ」と言う南アフリカで最初に瓶内二次発酵のスパークリングワインを生み出した、パイオニア的存在のワイナリーが手掛けたワインのようです(これは実力派の予感(笑))。・・・ただ、ヴィンテージは2002年とかなり古い(今から24年前)!ちなみに、ヴィンテージが古ければ古いほど状態がわからないので、ギャンブル性は非常に高くなります(笑)。また、ラベルには少しだけ汚れがあり・・・

キャップシール部分にも汚れがありますが・・・

見た感じワインが噴いて出来た汚れではなさそうです。そして、液面の位置も正常なので、ここまでは問題なさそうです(液面の位置は経年変化によって徐々に低下しますが、保管状態などが悪いとそれ以上に低下することがあります)。続いて確認するのは・・・

バックラベルですが、品種は南アフリカの固有品種である「ピノタージュ67%」、「カベルネ・ソーヴィニヨン24%」、「メルロー9%」のブレンドで、アルコールボリュームが14.8%もあるので、ワイン自体の酒質は強めで熟成への耐性もそこそこありそうです。・・・ただ、バックラベルを見てあることに気が付きました。それは・・・日本語のラベルが貼られていないこと!つまり、このワインは正規輸入品ではなくて、誰かが現地から日本に持ち込んだ可能性が高いのです!・・・だとすると、今から20年以上も前に南アフリカワインを買ってきたこの人物は、かなり先見の明があったと言えます(今でこそ南アフリカワインの品質の高さは日本でも認知されていますが)。・・・それでは、いよいよ抜栓に移りたいと思います!

キャップシールには「シモンシッヒ」と、産地名の「ステレンボッシュ」の文字が刻まれています。さて、今回は古酒なので抜栓も一筋縄ではいかない可能性があります。そこで、コルクの状態を確認するために・・・

キャップシールを丸ごと剝がしました。・・・見た感じ、コルクに違和感はなさそうです。そして・・・

キャップシールの内側にもワインの汚れがないので、とりあえずこのワインは噴いたことはないと言えそうです。それでは・・・

慎重にスクリューを差し込んでいきます・・・が、思ったよりもコルクが柔らかい!これは、もしかしたら途中でコルクが折れる可能性がありそう。・・・ただ、今日は古酒用の抜栓器具(ワインを斜めに置けるパニエ、古いコルクを二枚刃で挟み込めるプロング式オープナー)を持ち合わせていないので、このままトライすることに。スクリューを完全にコルクに貫通させてからゆっくりと引き上げていくと、徐々にコルクが上がってきました・・・が、次の瞬間!

あちゃ~!やっぱりやってしまいました(笑)。とりあえず・・・

上の部分のコルクだけ引き上げることに。そして・・・

残った部分のコルクに、再びスクリューを慎重に差し込んで引き上げますが・・・

完全に取り切ることが出来ず、コルクの一部分が瓶内へと落ちてしまいました。いや~大失敗(笑)!でも、まあしょうがないのでこのままグラスにワインを注いでみることに(笑)。すると・・・

おお~!?古酒特有のアンバー色が見られますが、これは・・・濁ってる!?光にかざしてみると・・・

明らかに濁っています(笑)。おそらく、リサイクルショップからここまで持ってくる際に、振動などで細かい澱が舞ってしまったものと思われます。まあ、古酒は移動させたその日に飲むこと自体ご法度なので、この状況には目をつぶるとして(笑)・・・

ワインの粘性に関しては、やはりアルコールボリュームも高いのでしっかりとしていました(ワインの脚や涙などとも呼ばれます)。そして、香りはと言うと・・・ん?これは・・・ちょっと健全じゃない香りがするかも(笑)!と言うのも、ブレタノマイセスと呼ばれる腐敗酵母の香りや、揮発酸の香り(セメダインや除光液のような香り)がほんのりと感じられたからです。・・・う~む、これはちょっとヤバいかも(笑)!?そして、恐る恐る口に含んでみると・・・かなり酸が立っていて、飲めなくはないけど飲まない方がいい味わいでした(笑)!おそらく、保管状態に問題があったのか、長期熟成に耐えられなかったのか、明らかに瓶内で何かしらの良からぬ事象が多少なりとも発生した可能性があります。これは正直・・・ギャンブル失敗ですね(笑)!

その後、再び桜並木を眺めながら何度か口にしてみましたが、ボトル上部のワインよりも、中間部分のワインの方がよりヤバい風味がしてきたので、これはもう完全に完敗でした(残念(笑))!

今回、味わいの部分では全く楽しめませんでしたが(笑)、ギャンブルワインはそのワインの出自や背景、そしてどんな年月を過ごしてきたのかなどを推測するのも楽しみの一つです。そういう意味では、このワインは非常にミステリアスで記憶に残るギャンブルワインとなりました!いや~、これだからギャンブルワインはやめられない(笑)!

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ワイン、日本酒、音楽、サッカー、アウトドア好きです。お酒にまつわる面白い話を書いています。また、ネットでワインショップ「LIFE WITH SAKE & WINE」をオープンしました。10%オフクーポン「open2021」(お1人様1回有効期限無し)ご用意したのでぜひご覧下さい!

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