チャネルバックアップファイルを自動でクラウドに保存してみる
前回の記事では、inotify-toolsを使って自動でchannel.backupのコピーを取ってみました。
しかし、ローカルにコピーを取るだけでは少し不安なので、今回はバックアップファイルを自動でクラウドにアップロードしたいと思います。
こうすることで、新しくチャネルが開設or閉鎖されるタイミングでバックアップをクラウドに保存できるので、手動でバックアップを保存する手間も省けますし、ラズパイやストレージにアクセスできなくなっても安心できます。(channel.backupは暗号化されているので、クラウドにそのまま保存できます)
メモ
Umbrel v0.5 からディレクトリ構成が変更になったので以下を修正
#!/bin/bash
FILE_DIR='/home/umbrel/umbrel/lnd/data/chain/bitcoin/mainnet/channel.backup'
REMOTE_DIR='/umbrel/channel.backup'
while true; do
inotifywait $FILE_DIR
dropbox_uploader.sh upload $FILE_DIR $REMOTE_DIR
done
のところで
/home/umbrel/umbrel/lnd/data/chain/bitcoin/mainnet/channel.backup
↓
/home/umbrel/umbrel/app-data/lightning/data/lnd/data/chain/bitcoin/mainnet/channel.backup
に変えます
サービス起動
sudo systemctl start upload-channel-backup
動作確認
touch ~/umbrel/app-data/lightning/data/lnd/data/chain/bitcoin/mainnet/channel.backup