メタバース系Dappとネット老人の思い出SecondLife
全宇宙インターネット老人会高額課金ユーザーのタコ頭です。
今回はビットコインネタじゃないけど、許してちょ…そして思いっきりわたくし事デフww
ざっくり、何でワイがビットコイナーを装い、アルトコインもお触りしていきいるのかって話ね。(読むに値しませんw)
ブロードバンド回線が十分に普及した時代、某ADSL回線街頭売り込み大作戦のおかげで日本中にADSLが普及、その後光回線に移行していき万人が高速広帯域回線の恩恵にあずかれるようになった初期の時代。
(かっこつけてみたけど、2005~2007年ぐらいを意識していマフ。)
もっとイメージしやすく言うと、スティーブ・ジョブズは存命で初期型iPhoneが発売されたかされていないかという世界。
そんな感じの時代に、SecondLifeという3D仮想空間がベラボーに流行した事を知っていますかぁ?(上目遣い)
2000年台中期頃のネットを知ってる人はそこそこいると期待したい…
この仮想空間がすごかったのはですねぇ(当時としては)、変動相場制の内部通貨をもち土地が所有でき、その土地を貸したりお店を作って自作アイテムを売買したり、皆で協力をして家をたてて世界中の友人とアバター越しにチャットをしたり…
テロリスト(チーターの類)に街が破壊されたり、景観でお隣さんと揉めたり、変態野郎が女性型アバターを追いかけまわして問題になったり…ギャンブルが横行して運営がBANしたり。
内部にはそんな人間味あふれる社会があり経済があり、事件が起き…変態さんが出没し…ほんとファンタスティックリアルワールドでした。
VRchatなどのコミュニケーションツールなどとはちょっと違う、仮想空間!仮想世界!と言えるようなものだったのです。
(一度使ってみてください、多分使わないとわからないです。今でもサービスは止まっておらず、コロナでユーザーが増えたという記事も見つけました。)
さらに最盛期には、企業がこぞってプロモーションの為に内部にお店を出して、アイテムを無料で配ったりしてたんだよ。
ワイも思ったよ、これこそポストWEBだ未来のテクノロジーだってね。
そして、内部コンテンツを作る仕事というか、修行というかそういうことをしてたのよタコ頭は。
これでいけると思ったのよ…
そんな世界にワイには何人かの友人がにいましたが、ブームが終わると少しずつみんなリアル空間に帰って行ってしまいました。
一度もリアルであった事が無く属性の一切が不明なアバターに対して、みんなどうしているのかまたあそこで再会できないか…今でも偶に思い出してそう思う事があります。
当時としては、いやもしかしたら現在においてもあれだけ広大でうまくいった汎用の仮想空間は出てきてはいないのではないでしょうかねぇはい。
でも、ヤングなネット民は知らないですよねぇ。
実は、今でもアクティブユーザーは残っているのですが(最近知った)、今となっては全然話題にならないほど静かな世界になってしまいました…
なんでこうなちゃったのか、決定的な不備がいくつかあったんですねぇ…はい。
当時のワイの愛機はグラボをサードパーティー製GPUで強化した最終型のPowerMacG5、その後2番目のMacProに買い替え、今でいえばマシマシのMacProユーザーでした。
今よりいいマシンを使ってやがるぜ、若造。
そんなハイスペック変態マッカーである軟体異星人タコ頭であっても、SecondLifeをそのハードウェアコストに見合うだけ快適に使う事はできませんでした。金返せーw
加えて、近くにアバターが沢山いるとカクカクになり制御不能になりがちという扱いにくさ。
ただでも、アバターの操作が下手なタコ頭は頻繁に他のアバターにタックルしていました。ごめんね!
快適に使おうと思ったら金がかかり、金をかけてもいうほど快適ではないという、インフラが整っていない状況で出された野心的なプロダクトあるあるな欠陥を抱えていたのです。
あるある言いたい〜。
まぁここまでは振り返り記事をググると出てくる問題点なのですが、この世界の流行がそれほど続かなかった決定的な問題は、ワイが思うに内部経済がしょぼ過ぎて(物価が安すぎて)この世界で稼いだお金で物理世界での生活を維持していけなかった事です。
リアルタイム製があり、物を作り売るからにはかなりの時間この世界で過ごす必要があり、結果得られる収入はごくごく一部トップクリエーターが暮らしていける程度でした。
そして、土地やリンデンドルを保有している真のアクティブユーザーが減ると、トップクリエーターもペイできなくなりいなくなちゃうという構図です。
だから、ワイの様にリアルでお金をもらって、仮想空間内のコンテンツを作ると言う事を考えたのですよ。
事業としてやろうとしていた企業や個人はみんなそうでしたが。
でで、何で、経済がしょぼかったかというと、おそらくリンデンラボ社による完全な集権モデルで、アイテムを作ったり土地の所有はできても現在のNFTのように外部とつながる標準的な規格がなかった事。
また、内部通貨であるリンデンドルも変動相場制で外部取引所こそありましたが、リンデンラボによって発行及び流通をされていました。
ちなみに、流行がさった後公式取引所でしか売買できなくなったそうです。(これは初耳)
そして、こいつに関わる事を辞めた後、偶々見つけたのがビットコインさんだったのですよ。
なんかビビっときちゃいましてねぇ。
こいつすげーなって。
でもやばいんじゃないって。
ノード動かしてたら捕まっちゃうんじゃいこれとか思いました。何せ殆ど日本語の情報なんて無かったですから。
でも、こいつ仮想空間で使えるんじゃね。
可能性があるんじゃない、ネット上の決済も何でもできちゃうじゃんと。
でも、買うという事はしませんでしたけどね。政治的にやばいと思ってたから。
そんな流れもあって、ワイはどうしてもメタバース系Dappや、NFTに興味を持ってしまうわけです。
またもや謎記事だw