EURO2000のビール
みなさんこんにちは。みなさんはサッカーはお好きですか?私は、プロフィール欄にも書いてある通りサッカーが大好きなのですが、今回はお酒よりもややサッカーの内容の方が濃いかもしれませんが、どうぞ最後までお付き合い下さい(笑)。
先日、EURO2020の決勝が行われました。このEUROとは、4年に1度開催されるサッカーの欧州選手権で、ヨーロッパの頂点を決める大会です(五輪同様、開催が今年になりました)。サッカーでは、同じく4年に1度開催されるワールドカップが有名ですが、強豪国がひしめくヨーロッパ勢同士のこの大会もビッグイベントであり、大会のレベルの高さはワールドカップ以上とも言われています。
私も、EUROはずっと見てきましたが、今年の大会は一切見る事はありませんでした。なぜなら・・・
WOWOWに入っていないから(笑)。
それでも昔は、EUROを見るためにWOWOWに入っていた事もあったんですよ(今でも、EURO2004と2008は全試合DVDに録画してあります(笑))。それに、前回大会は民放での放送も何試合かあったのに、今年はどこも放送してくれませんでした。せめて決勝だけでも放送してくれたら良かったのに・・・。
そんなEUROの事を考えていたら、ふと私はある事を思い出しました。そして、押入れをガサゴソすると・・・!?あった!!出て来たのは・・・
EURO FOOTBALL 2000 A CELEBRATION BEER
今から遡る事21年前のEURO2000年大会を記念して造られたビールです。ちなみに、FOOTBALLと書かれていますが、実はイギリスなどのヨーロッパやブラジルなど世界の主要な国々では、サッカーではなくフットボールと呼ぶ方が主流なのです。東京五輪のホームページでも、日本語ではサッカー表記ですが、英語だとフットボールと表記されています。
昔誰かが、「サッカーと呼ぶ国はサッカーが弱い国で、強い国はフットボールと呼ぶ」と言うような事を言った記憶がありましたが、実際にサッカーと呼んでいる国は「アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなど」に対して、フットボールと呼んでいる国は「イギリス・フランス・ブラジル・アルゼンチンなど」が挙げられ、この意見はあながち間違っていない事がわかります(笑)。
さて、少し話が逸れてしまいましたが(笑)、このビールは私がイギリスに行った2000年に買ってきた物です。いくらで買ったのかもう覚えてはいませんが、7月の末だったのですでにEURO2000は終わっていて、もしかしたら売れ残りのセール価格だったのかもしれません。
最初は、「何でもかんでも記念と称して商品化するのはどうなんだろう?」とも思ったのですが(笑)、裏側を見ると・・・
このように、これまでの歴代のEURO決勝のカードと勝者が書かれていて、お土産としてはいいかもと思い購入しました(後から、日本まで持って帰るのに重くてかさばるから大変だと気付くのですが(笑))。
当初は、サッカーの代表選や、それこそEUROの大会を見ながらサッカー好きの仲間とでも飲もうかと思っていたのですが、結局その機会が訪れる事はなく今に至っています。果たして中身はどうなっているのか、気になった私は蓋を開けてみようとしたのですが・・・
錆び付いてでるのか、全く開く気配がありません(笑)。さすがに21年の歳月は長すぎました(笑)。そもそも、このビールが飲める状態なのかすらわかりません。そこで、箱の底面を見てみると・・・
BBE AUG 01
と書かれていました。これは「BEST BEFORE END」の略で、日本で言うところの「賞味期限」にあたります。そして「AUG」は「8月」なので、つまり・・・
賞味期限 8月 2001年
と言う事になります(笑)。・・・これは完全にアウトですね(笑)。
元々ビールはワインなどと比べてもアルコール度数が低く、長期間の熟成には向きません。一部ベルギーなどでは、アルコール度数も高めで熟成するタイプのビールも存在しますが、さすがに21年間はビールにとっては過酷過ぎたようです(笑)。
まあ、腐っていると言う事はないと思いますが、味わい的には飲めたものではないでしょうし、ここまで来たらもう開けてはならないような気がして、何か神々しさまで感じるようになりました(笑)。
結局、今回は開けるのを諦めましたが、ネットで検索すると一枚だけこの箱の中身が写った写真が見つかりました。どうやら外国人のビールコレクターの方のページのようです。リンクを張るのでご興味のある方はこちらからどうぞ(ただ、海外のサイトですので、閲覧はご自身の責任でお願いします)。
なるほど、コレクターが集めるほどのビールだとしたら、もしかしたら今ではかなり貴重な品なのかもしれません。そう言えば、最近海外でスーパーマリオ64のソフトが約1億6,500万円で落札されたなんてニュースもありました。ひょっとしたら、このビールも熱烈なお金持ちのコレクターがいて、とんでもないような金額で買い取ってくれるのかも・・・なんてことはないか(笑)。
ちなみに、有料部分は完全にサッカーネタですので、ご興味のある方だけどうぞ(笑)。