グレート・レジスタンス
A 6-minute short film about the story of Bitcoin created by tip_nz. All rights remain with the original author.
"Bitcoinは、最も小さなマイノリティを保護する。そうそれは、個人だ。"
イントロダクション
歴史を通じ、我々の文明はマネーを作り出す能力を有する中央権力を生み出してきた。
我々の真の仕事に向けてのインセンティブは、無からマネーを生み出す信用創造に対しての影響力を得たいという衝動により、何度も何度も打ち負かされてきたのだ。
中央集権への信頼は失われ始め、それらは必然的に腐敗と荒廃に屈する。
ある日、人類は中央の権力に対抗できるマネーを発見し、人類は繁栄の時代を迎える。
第一部:創世記
財政破綻の危機に瀕した中央権力は、新たなマネーを生み出し、自分たちの組織に与えることを決断した。その結果、国民を犠牲にしたマネーの希薄化が起こり、中央権力への信頼は、失われることとなった。
その時、汚れなき状態で分散化され、強制への抵抗により中央集権を防ぐ、あるプロトコルが出現する。
しかし、トランザクションが増えるに連れ、スケーリングの問題が生じた。大規模なマイニング業者や取引所は、利益がリスクに晒されながら変更を迫られ、それをプロトコル全体の回復力を損なう妥協案と知りながら、迅速な解決策を無理強いした。
この時、我々は好戦的な企業からの圧力に対する抵抗力が試されたのだ。彼らは、Bitcoinコミュニティ憲法に反するトップダウンの解決策を導入する決定を下し、そのアプローチは排他的であり、彼らの没落は無知によるものだった。
これと並行し、パブリックドメインのユーザーらによる、レーザーのような集中力でして、既存の制約の中でオプトインの解決策を模索する型破りな草の根キャンペーンが展開された。これによりBitcoinの強靭性は維持され、そうした彼らの姿勢はその後も衰えることはなかった。
技術的にエレガントで、計算効率も高く、互換性のあるアップデートであるSegwitと呼ばれるブレークスルーがもたらされるまで。
コンセンサス・メカニズムが中央権力の強制からシステムを守り、その瞬間、ダビデはゴリアテを打ち破ったのである。
スケーリングの問題は解決されたが、ゴリアテはさらなる支配を渇望していた。
第二部:ステーク
新たなプロトコルの魅力には抗いきれず、彼らはユーザーをコントロールし、反対意見を抑圧することができるようになった。
ステークというガバナンスシステムを通じて、その場に根付いたインサイダー達が潤う機会。
儲かれば儲かるほどに、より多くのステーキングを可能にし、ゲームの優位に立つことができる。
このシステムは、彼らの領地であり、彼らは命令によって支配を行う。
委員会による変更は複雑さを増し、今や大規模な企業がユーザーのクエリを実行するようになった。
彼らの資本は、社会を自由にする方法として売られている。
二枚舌に陥れられ、今やトラストは脆弱になる。
やがてこの中央集権的な創造物は、規制によって競争を制限し、自由市場の門番である既存の者たちにひざまずくことになるだろう。
大企業と大きな政府は結託して、同じカースト構造、同じ階級制度を維持する封建制への道を歩む。
ハードワークと善意によって、自分らのエネルギーを失われた希望に費やしている人々から搾取を行う。
ステークは、政治権力を社会の最大の野心にしてしまうのだ。
第三部:エネルギー
一方、エネルギーはマネーと抽象的な権力の間の結びつきを断ち切る。
もしマネーを作り出すのにエネルギーと時間がかかるなら、マネーを無力な人々の犠牲の上に、無限に作り出すことは不可能になる。
価値のための価値(Value for Value)は、実績に基づく世界を可能にする。
エネルギーは、最も希少な資産を支えるコードにおいて、プロトコルの腐敗に対する抵抗力を強化し、我々に貯蓄を可能にする。これは中央にいる立案者達が思いもよらない方法で、我々ひとりひとりが形作る世界を構築するための基礎となるものだ。
我々は、自由市場という手段によってのみ、自分たちのニーズを満たすことができる。
テクノロジーとエネルギーの利用は、我々の種がより文明的な社会へと進歩するための手段である。
我々の宇宙には、一定のエネルギーが存在する。
だから、エネルギーが無駄になることなどないのだ。単にその形が変わるだけである。
フレアガス、核爆発、火山爆発を捉えて電子に変換し、計算機を動かして、独立した通貨システムを確保し、運営する。
自然で競争的なプロセスは、効率と進歩に報い、投資を促進し、エネルギー調達と国の独立を促進する。
Bitcoinは、現在の統治システムに脅威を与えるものだ。
彼らの欺瞞は、不公平なシステムにおいて犠牲者を働かせるための最後の手段である。
しかし、この騒ぎの中、シグナルはゆっくりと、だが着実に高まっていく。
第四部:繁栄
より多くの人々が、歴史上最も根本的に重要な人道的活動に参加するために舵を切り出している。
個人、コミュニティ、国が力を合わせて、ビルド、教育、トレードを行っている。
リーダーは不在だが、我々に抵抗のための力を与える1つのプロトコルから生まれた壮大なビジョンによって皆が連携している。
中央集権的で政治的で破壊的な通貨制度の力は、平和な人々の自由と生活を削り、戦争と苦しみの連鎖を永続させ、社会がその欲の重さで崩壊するまでエネルギーを吸い上げ、その制度の関係者に利益をもたらす、権力に飢えた軍産複合体を養うための権威として利用されている。
しかし、今や我々には代替手段があるのだ。
エネルギーの堅牢性とオープンソース・コードの透明性によって築かれた腐敗なき基盤の上に構築された好循環のエコシステムは、中央権力の手から我々の蓄積されたエネルギーを守り、我々の富が時間をかけて確実に栄え、我々をより大きな野望の探求へと解放してくれるのである。
プログラミング可能な状態のエネルギーと、我々のやり取りの相互運用性により、価値が地球上のみならず、それを超えて自由に淀みなく互いの間を流れて行く。
我々が中立と真実を社会の価値の柱として選択すれば、再び人類に希望と調和を取り戻し、繁栄の時代への旅を始めることができる。Bitcoinと共に。
📚 グレート・レジスタンス読書リスト
The Blocksize War by Jonathan Bier
Bitcoin is Hope by Robert Breedlove
The Hidden Cost of the Petrodollar by Alex Gladstein
Bitcoin is Digital Scarcity by dergigi