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受信者の匿名性を向上させるルートブラインディング

現在、ライトニングネットワークの新しい仕様について開発者間で議論が進めらている。その中でも注目されているのが、ライトニング送金による受信者の匿名性を向上させるルートブラインディングと呼ばれる技術である。仕様自体がまだ固まっていないのでblinded pathsなどと呼ばれることもある。この技術はそれ単体で使われるわけではなく、複数の新しい技術と組み合わせて使われる予定で、ルートブラインディング、オニオンメッセージ、オファーの三つが深く関わりあっている。以下が各仕様決めについてのリンクである。 Route Blinding (Feature 24/25) by t-bast · Pull Request #765 · lightning/bolts (github.com) BOLT 7: Onion message support (features 38/39) by rustyrussell · Pull Request #759 · lightning/bolts (github.com) Offers by rustyrussell · Pull Request #798 · lightning/bolts (github.com) ライトニングネットワーク上の送金は、受信者がインボイスを生成して送信者へメールなどで送付し、送信者はそのインボイスに記載されている受信者ノードへ送金する。送金する際は、送信者が任意の経路を選択して経路情報をカプセル化して送金するので(これはTorで使われるオニオンルーティングと呼ばれる仕組み)、中継者や受信者は誰が送金したかを知ることはできない。一方、送信者は受信者を知る必要があるので、例えば、小売店で決済を受け付ける場合、小売店とノードIDが紐づいてしまい、小売店のプライバシーが損なわれる可能性がある。このようにライトニングでは送信者にはある程度の匿名性はあるが、受信者にはないのが現状である。以下では受信者の匿名性を向上させる3つの関連技術について簡単にまとめた。 ルートブラインディングは、受信者の匿名性を向上させる技術で、受信者がイントロダクションポイントと呼ばれるノードを指定して、そのノードから自身までの経路を暗号化したブラインド情報を送信者へ渡す。送信者はその情報をもとにイントロダクションポイントまでの経路を作り、暗号化(ブラインド)された経路情報を付与して送金する。イントロダクションポイントからの中継は、各ブラインドされたノードがECDHを使っ

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