Polkadot系のWASM Runtimeでのアップグレードは迷惑
この記事はBlockchain Advent Calendar 2022 20日目の記事です。
Polkadot(relay chain)とAstarなどのParachainはハードフォークではなく、Validatorなどの投票によって、WebAssembly(WASM) Runtimeを変更することができます。
これはノードメンテナンスが減るメリットがある反面、急遽ウォレットなどアプリケーション側も変える必要が出てきたりしてとても面倒なんですよね。
開発環境にて、ハードフォーク対応のため、ノードアップグレードしたら、ウォレットの改修が必要で、ハードフォークまでに本番の改修に間に合わすほうが保守運用としてはやりやすかったりします。
WASM Runtimeの変更は情報を追えばいいんですけど、開発環境のノードのRuntimeも本番のノードのRuntimeもほぼ一斉に変わるので、開発環境で検証できないのは危険だと思いました。